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過去のコメント99年6月分

 

 

いつもの月初の通りドル買いで始まったがどうも今月は変調のようですなあ。まだ初日でこんなこと言うのおかしいけども。125円台に乗せずに腰砕けとなってからどうも買い方に元気が見られない感じがする。ユーロはそろそろ何か起きそうですね。

(6月1日)

きょうは一転して静かである。120円近辺は買いがあるらしいがその割にはなんかしけた相場展開だ。戻り売りか。ユーロのコメントが相変わらず多いね。ドイツがイライラしてしゃべりまくってるのはわかる気がする。ドイツ人は皆マルク廃止に反対していたわけでその中には強い通貨強いマルクのプライドがあったと思う。(弱い円を望む日本とはずいぶん違うけど)だからユーロが弱体化してドイツ自体は以前のように実務的にいろいろできないわけでオランダだとかポルトガルだとか他の国の意向も結構反映されてしまいイライラとなる。そして国民レベルでだから通貨統一なんか駄目だと言ったんだよ、マルクのままだったらこんなぶざまな下げにならなかったのにという批判が出る。まあ実際ドイツ連銀だったらユーロがこんな風になる前にいろいろ画策をすでにやっていたと思うよ。次第にユーロさらに下がるという意見が増えてきていてそれは大底をうつのに必要な意見の確執だが、相場的には大底つけてしまったという感じが出ていないね。だけど1.04台というのは死に体だね。

(6月2日)

昨日は円高で今日は円安?ドル円は戻り売りと思うよ。だが122円台に乗ってその大台を固めてしまうとややっこしいことになる。それでも大相場にはならんよ。ただアメリカの株、ユーロ、日本の金利、アメリカの金利と次第に役者がそろいはじめてきている。ユーロ円は1勝9敗と買い方はズタズタであるがそろそろ反発か?ユーロのチャートは下値の大台を下に伸ばしていくのだが切りがないなあ。テクニカル的にはまだ大底つけてないときのう書いたがまだそんな感じである。だがしたたかな欧州には注意が必要である。

(6月3日)

ユーロは何か脳軟化症みたいだなあ。やっと歩いたと思ったらすぐにめまいで倒れてしまう。ユーロをかかえる日本の機関投資家の損失も相当なもんらしいが実態はよくわかるよ。値動きはまだ大底をつけた動きになりえてない。素直に見ればショートがたまってないから上がらないんだろう。ショートも怖いからすぐにカットするし、ロングは値ごろで来るからすぐにたまってしまう。きのうベルギー中銀総裁のユーロ安がどうした発言を見て腰を抜かしてしまった。あれではドイツ連銀もカリカリするんだろう。今後大底をつける動きが活発になってくると予想されるがセリングクライマックスが必要だろう。昨年のドル円がバイングクライマックスをやったようにだ。あの時、明確に天井をつけたと感じたのは経験だろう。なかにはユーロ0.95の声も出るありさまで、ユーロの弱体化が続いてる限りアメリカは安泰だろう。ユーロ円はついに1勝10敗で本日落ちると1勝11敗となり、昨年のマルク円が80円台に上げて13勝2敗くらいだったときに匹敵しはじめてる。ドル円はひどいね。121円と122円でがっちり固めてる奴がいる。大相場になると逃げていないくせにこまったもんだ。

(6月4日)

ハワイアンを聞きながら仕事してたら銀行のデイーラーから電話があって信じられねえとか言ってかえっていった。こんなドル円じゃハワイアンでも聞かなきゃやってられねえと言ったんだけど。

やっと上がったユーローと円、まったく世話の焼けるガキみたいなもんだ。ところでこの脳軟化症のユーローだが何と6勝16敗の週足だ。その6勝も100を超えた上げはたったの1勝であとは相手の勇み足のような勝ち方の上げである。これはちょっといくらなんでもひどすぎる。このザマを見て欧州中銀がユーローの将来性は明るいなんて言うのだから一度これ見せてやりたいよ。これだけ下げてるから明るくなるという意味ならわかるけど。通貨安のせいで欧州の債券が軒並み駄目と聞けばやはりおそまつなコメントが多すぎるだろう。腹の中はわからんけど。大底をつけたようには見えないがユーローとユーロー円は来週多少は上がるだろう。ドル円はオプションのカットオフタイムに合わせて突き抜けるのだからいやだなあ、こういうゲームは。オプションは上は飛びあがったらひっかかる赤外線ビームで下は降りたら踏んでドカンの地雷だそうである。122円台入りで来週はブルが再び力を取り返すだろうね。もう少し上げてくれると売りやすいんだけどね。

(6月5日)

生保の損切りには驚くよ。まあわかるけどね。欧州中銀もとぼけていて助け船出さないものね。これで最近ユーロドルは4勝11敗、ユーロ円は2勝11敗というわけで本日も黒星だとどうなるのかね。ブラジルリアルと同じなのかね。野球の最下位のチームの勝敗表とユーロの勝敗表を眺めるとおもしろいだろう。ドル円はクロス取り引きに右往左往するような状況が続くんだろうね。しかし上げ100日下げ3日とはよく言ったもんだなあ。

(6月7日)

なぜ書くのが遅れたか?こわれていたからである。なんか簡単に直ってしまったようである。朝方ドル円はロングだったので財務官の発言で上げたとき、おいおい、たまにはそういう援軍してくれたりするのかよと思ってた。122円台の重さはよく知ってるから121円50銭以上なんてもう買いたいなんて気全然起きなかったよ。121円再度割れてくれてほっというところだが結構下値無防備の感じがするがどうだろう?ユーロはやっとあがってくれてあのドイツ連銀のおっさんは大好きである。しかし私の弱点はこうやってグングン戻るともうその頃には疲れ果てていて(正直1.02台はむかついて寝てた)ああ良かったとかつぶやいて手仕舞ってしまってその後さらにそちらに相場が飛んで行くということだ。つまり勝負の仕掛けが早すぎるのだ。達人になるのは遠いシベリアの空の果ての話し。

(6月8日)

それにしてもさ昨日下値はやばいんじゃないかと書いてその晩にいきなりそうなるかなあ。あまり寝てないけど昨日夜中に119円近辺にいたとき絶対に東京は朝買ってくると思ったね。突然売りに転じるなんてことできないんだから。特に東京は円安の好きな人が多いし、おっさんたちがペラペラしゃべるし。なのに朝119円55銭くらいから20銭まで落ちたのであれええ変だなあと思った。やっと119円40銭程度に戻ってきた。本日は水曜日だからそれでも売り圧力が強いなら本物かもね。どこまで戻れるか見てみよう。月初月中は円安傾向のはずがこの有様。次第に今年後半の展開が見えてきたね。ユーロはまだ売らないよー。俺が閉めたら皆で買うんだろうが。

(6月9日)

まったくよくわからんことがある。先週もそうだし、今朝もそうだ、金利差がどうのこうの言うわりには6時すぎのNYK引け後にドルを買う奴がいるのがわからない。6時前に買えば金利差がでかいだろうに何考えてるんだろう、この6時ー8時にドルを買う奴は?財務官がペラペラまた言ったので50銭飛んだが彼が追加的に相場の安定を望んでるみたいなことを言ったときには腰を抜かしてしまったよ、彼の発言でいままでどのくらい乱高下したんだい?欧州中銀総裁の昨晩のコメントも腰を抜かしたね。30ポイントくらい落ちたが最初皆反応しなかったよ、きょとんとしてた感じだな。オランダ人は何考えてるのかよくわからん。きょうはGDPでプラス4%からマイナス0.8%の予想らしいが俺は25年間日本のGDPが騒がれる時代が来るようになるなどと夢にも思わなかったよ。きょうはチャートがこまったもんで、ユーロドル、ユーロ円、ドル円、三つとも大きく動くみたいになってる。どっちにどう転んでどうなるのか考えてみよう。

(6月10日)

ところで今午後だけど驚いたね。3時にマスコミが集められて缶詰にされて3時半に発表だって??それで日経が夕刊で特種みたいに報道してて大蔵大臣までその前にしゃべるわけ?信じられないけどこれじゃインドネシアの選挙のことなんか言えないね。とんでもない国だなあ。これじゃ誰か買収するもの可能ってことかい?

来週のニュースレターは税金のことを書こうと思ったがまったくいろいろ話題を提供してくれるから昨日のリークのことと介入について書きたいだけ書かせてもらおう。よく考えてみな。GDPの前2日くらいからの円の動きと株の動き。明らかに何とかだろう。予想を突然上方修正したのもいるしな。ところで本日のドル円は市場が疲れているようなので二日酔いのような動きになるだろう。今晩また何か発表があるみたいだが。ユーロに関しては今いろいろ考えてる。ユーロ安が景気回復に役立つと考えてるような欧州中銀総裁のコメントは通貨高が国策みたいな感じだったドイツ連銀とはまったく異なるわけでこれはマルクイコールユーロではないと考えはじめている。最近管理相場がどうのこうのという話しがあるがあれは笑止千万だな。管理相場の行きつく先がどうなるか長い経験でその結末をほとんど見てきてる。

(6月11日)

ドル円のあの下げ方は一体何だ!先日の人々に幻想を抱かせるに十分な介入のせいである。大体無茶である。日本買いのシグナルが出ているときに日本は買っちゃ駄目、日本は売りつづけなさいと言ってるみたいなもんだからな。所詮無理な論理だよ。まあ放置していくとどこまで行くかわからんから介入したと言われればまあその通りとでも答えておこう。だけど愚策だと思うよ。大関門の116円90銭を前にして来週は緊張感が漂うだろう。当局はもう一度買い方を助けるような介入をしつづけなければ信任を失うことにもなりかねず、自らから袋小路に入ったと言えよう。前回の147円から108円までの下げ幅で出てきた介入と今回の124円からの下げ幅で出てきた介入は全然違うぞ。それはそれとして大相場になるにはまだエネルギーが足りないような気がするんだがどうだろう?これで5日連続の下げだろ。この連続が続くとその後どうなるかもう皆過去のコメント集から理解できるだろう。ユーロ円はぶざまの一言。9勝4敗で上げて133円に行ったものが2勝12敗2日の休みである。いいかげんよしこさんで少しは反発するんでないの?と思うがどうだろう?

(6月12日)

アメリカ人が日本に投資したいからと言うことで会員になることになった。これも珍しい逆流化現象の始まりの兆候か?皆が山に海にレストランにという夏日に仕事してるのは何ともやりきれんなああ。俺もたらいで行水なんぞやりたいぞ。

しかしおかめじゃなかったおかみが俺に救世主みたいなことやってくれるとは思わなかったよ。本日の財務官は大好きである。しかしそれにしてもこんなとこでガンガン介入して大丈夫かい?まあこちとらもなるべく安いところを売りたくないわけで頑張って買い上げてくれというところか。大相場には時期が早すぎると述べたがまだその気持ちは変わらない。本格的な大相場は夏以降かなあ。こっちは夏前でもいいけどね。それでは今週はどこまで上げられるか見てみよう。ユーロ円もやっと上げたけどもう少し上げてもらいたいものだ救世主さん。

(6月14日)

日経に皆損した腹いせか結構日銀大蔵に批判的なコメントが多かったがまあ正論だろうね。相場どう思うかと言われてもこまる。まず以前も述べたようにまだ大相場になる臭いというかエネルギーを感じてないんだ。だからきのうのように介入して、しかも我々の断固たる決意なんて言うこともあるまい。太平洋戦争じゃないんだからね。大相場になると読んだのは日銀大蔵だけじゃないの?パトカーで駆けつけたらもぬけの殻だったというところか。三つのやり方。1.日銀を信じてひたすらドルを買う 2.介入せざるを得ないほど円高圧力だからひたすらドル売り 3.次回の動きまで遊んで待ってる

 (6月15日)

ちなみに下に前日の動きを書いておいたからね。ロイターの女性と俺の会話。「ロイターの値段は個人用と法人用とあって法人用がお得と聞いたがどうしてうちは個人用なんだい?」「社内規定で法人とは資本金3000万以上で設立後5年以上となってまーーす」「エー、俺はずいぶん昔はロイターのめんどうはよくみたけどそういう仕打ちをしてしまうわけね。よーく覚えておくよ」「????無言」銀行、証券デイーラー諸君、現役時代に彼らに偉そうにしておいたほうが良いぞ。銀行離れたら小僧扱いされるぞい。まったく先日のロイターの無料インタビュー断っておいてよかったよ。記者や記事がしっかりしてるから残念だよ。

驚いた静けさだね。ユーロ円が125円割れた時、御上はヒアリングにまわったらしいが忙しいことだ。アメリカを恐れず外準のユーロを増やしたらほめてあげるけど。ドル円は底堅いようだし、テクニカル何とかは皆買い指向であるが上の売り物はさすがにいつも上げては裏切られて落ちてるわけだからしっかりしているようである。まだ大相場到来の臭いなし。

(6月16日)

120円台での介入というのは無意味だと思うんだ。日銀大蔵で指示している人が相場のうねりとか波とかそういうものをあまり感じない人という気がする。まあそんな能力が彼らに必要かどうかはわからんけどね。ユーロ円のこけるさまを見ていてユーロより強いドルを支えているわけでそれでいながら生損保がつかまって大損こえてるのがこのクロス円の類なんだろ?だから頭が混乱してきたよ。現在の120円台での無意味な動きが将来のエネルギー蓄積でないと良いのだけど。またサミットで円安容認とかマスコミに書かせたりするんだろうね。例の108-113円以外はほとんど115-125円でおおむねおさまってるわけでここでムキになっているのは円高への恐怖感を持っているとしか思えない。マジノラインはひとつ突破されると後はドミノ倒しだよ。本日アメリカの貿易収支であるがまた先月のように無視して後からツケを払うのだろうか?それから最近ユーロのことについてふれないのは1.05の頃かなあ、NHKのラジオを聞いていたらコソボはスラブ民族同士の何じゃらでロシアはすぐに手を引かないだろうし、混乱は静かに長引くという話しを聞いたからだ。スラブ民族だあ??もうこりゃ俺たち日本人が理解できる限界を超えてるぜ、と考えて手仕舞ったんだ。

(6月17日)

もっと早く書いてくれってえのは駄目だよ。こちとら24時間体制なんだからさ。きのう東京で介入のふりをして買い上げたファンドを見てて自らの力の弱体化を証明しているようで何かさびしい気がした。昨日も書いたけどユーロ円などのクロス円の下落を放置してドル円だけを買い支えるのは愚策。それにしてもユーロ円はひどいなあ。チャートなるものを見るとなんと4勝15敗2日の休みと言った具合である。これは昔の阪神タイガーズの戦績ではないか。最近若い連中がロング指向でおじさん連中がショート指向だと聞いてまだまだ若い連中には負けられねえと肩に力が入るのであった。

(6月18日)

いやはや驚いた。中央銀行はこのホームページと昨日の投資日報ウイークリーを読んでいるのかと錯覚したぜ。おそらくユーロ円を放置してドル円の介入を継続するのは愚策の愚策という言葉に頭に来たのかもしれん。しかしこれ又むずかしいんだよ。ユーロが強くなるときはドルの大崩の前兆だから、これまた袋小路に入ってしまうのさ。こういうと突き放した言い方であるが元々中央銀行の役割は通貨の安定なんだから大混乱もしてないのに仕手筋のように出てきて暴れたらいかんよ。そもそもいつ出るかわからんから敬意を払うのであってこんなにいつも出たがりなのはようわからんよ。他にもいろいろ忙しいんじゃないの?中央銀行も大相場到来まで待つべし。これだけ悪口を書くと戦前の特高なら俺をしょっぴくだろうな。昔は大蔵省を批判すると国税局が必ず来たそうである。うちにも来るか待ってみよう。何?夜道は月夜ばかりじゃねえって?

(6月19日)

朝もはよからご苦労さん。為替相場大会でもやってるような喧騒だね。そのうち公営カジノにでもしてしまうんじゃないの?介入相場に対処する心構え。友人の言葉を引用。

山口のフグ料理屋の看板 「フグがこわいか おっさんよ、こわけりゃ 帰って 茶漬けがええよ」 

(6月21日)

皆いまいち大蔵の真意がわからずクビをかしげている。私も首をかしげているのだ。115-125円で相場が安定していて別段私がいつも言うようにまったく大相場の匂いがしないときに、なぜヘッジファンドのような円売り攻勢をかけているのか?

 中央銀行の任務は相場の安定だがそれが投機筋のような暴れ方をしているのはなぜか?私はドル円の介入では意味がないと述べてきてユーロ円を何とかしなければダメとした。金曜日の介入まではまあ私の理解の範囲内であった。

 しかし昨日の介入は気が狂ったとしか見えない。世界中に日本は将来暗いから日本買いなんかしてもアカンよ、そして日本人にはドンドン海外に投資して外貨を保有しなさいと、このようにメッセージを発信しているとしか考えられない。北朝鮮でも攻めてくるのかね?                                                     

(6月22日)

今のところ大蔵省定期便は月曜と金曜のようである。市場は早々と短観に目をつけているがずいぶん先の話しだろ?またリークすんじゃねえの?大蔵省の高姿勢は最近はぶりのいい金融監督庁への対抗意識なのかと思ったが今朝の日経読むと違うようだね。大蔵省の市場への挑戦は続くんだろうが市場はしらけててそんな熱気ないよ。大相場到来はまだ先の話し。あせることはないよ。そのうち乱高下はじめるから。だって自らゲームのスイッチ入れちゃったんだからね。俺はこういう官製相場嫌いだから最近好調な株やってようっと。                                                                 

(6月23日)

アカンべをして相場をながめていると静寂が流れている感じだ。上昇を見込む向きが7割くらいになっているようだが、そんな風にも見えない。この二日の動きからは下げの方が自然に見える。大蔵省がユーロ円を買ったのが円高防衛なんて大げさなことでなく、外貨準備のユーロの割合を増やしたいと素直に言えば好感されるんじゃないの?(アメリカに怒られるかもしれんけど)だって香港中銀が増やすと言ったらその日から300ポイント近く上げたんだよ。なんかむきになってるからかわいくないんだよ。まあ月曜の介入で円が国際通貨になることはないと思ったね。                

(6月24日)

まったくふざけた話しだなあ。米国債の下げとダウの弱さを見てると落ちるのが自然なドルをよくまあ人為的に支えてるよ。市場も大蔵と対決するのがPremature?と考えてるから様子見気分なんだろうけど。本日は定期便の金月の介入をやるのかね??ユーロはやっと2番底をつけたかなあという気分である。いろいろな要素はユーロ底つけたと言ってるが相場形成がいまいちあの1.02台が大底って感じじゃなかったからね。ユーロははずれてきてるから上げてくれてほっとさせて欲しいよ。     

(6月25日)

(金)(月)の定期便なんて揶揄したから介入しなかったのかね。125円突破の勇ましい予想もあったが腰砕けのようだね。空売りの踏み上げでもないときついよね。参加者が大蔵省と実需筋だけであとは皆どっかに遊びに行ってる感じで、しらけ鳥が飛んでいたようだ。これでドルジリ貧をたどると言うことになると買い方は大蔵省が必ず月光仮面のように助けに来てくれると信じているので助けに行かないとならん人と助けて欲しい人たちとのややっこしい心理戦になってしまうのではないか。なおユーロは急騰する可能性はほとんどないものの堅調場面が継続されそうである。

(6月26日)

先日ロイターの悪口を書いたら(読まれたかどうかは知らない)あそこの女性が何かおこまりのことなどありますでしょうか?とやさしく電話をしてきたので驚いてしまった。女性にやさしい俺はやさしい受け答えなどしてしまった。

 

月曜の朝のんびり寝ていられる相場展開。緊張感も何もなし。長いことやってるとこういう空白の時期ってあるんだよ。こういう時に自分の収益を考えて相場張ることが多いけど結論的に大体負けるね。なかなか休むも相場ってことができるようになるには年季がいるんだ。皆が皆FOMCや来週以降発表される日本の指標を待っている以上同じように待つしかないだろう。

(6月27日)

ところでリンク集に福井の会社の商店街を相互リンクという形でやったが時代は確実に変わってるね。この世界に詳しい人たちにとってはなんと言うこともないのだろうが、東京都内に立地することはあまり意味がないし、地方からでも情報を発信、着信できるわけだし、ビジネス展開の形がすっかり変遷していくんだろうね。話しによると旅行業界が一番ダメージが大きいらしい。そりゃそうだよね、ボタンひとつで何でもできるなら時間かけて旅行会社に行って手続きする必要ないしね。

それにしても驚くよね。毎朝ドルを買う連中がいて必ずあとからこけてというパターンをずっと繰り返している。ちょっとお粗末という感じがする。きょうはまた後でこけるんじゃないの?それにしても市場参加者が激減しているようで喜ばしい。動きをみせるようになるにはしこり玉の解消が必要だよ。ユーロもいまいちだし弱ったもんだ。情報も入らないし、こっちも情報とろうともしない。まだ休むも相場で我慢か。

(6月29日)

しかしまあズルズル落ちるものであなた頼みのロングができているんだろう。このままズルズル行くとああやっぱ信用しないで突っ込んで介入してくれた時は絶好の売り場なんだとか、今度介入したらいまいち上がらないとか、もう一度殺されたとか、そうやって介入の強さをはかっていくしかないだろう。相手はヘッジファンドのひとつくらいに思ってるほうが良いだろう。現在のズルズルが120円台で止まるのか、ここから戻してどこまで戻れるのかもう少し見てみたいね。

(6月30日)