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過去のコメント集  2006年7月

ファンド勢の円売りポジション、総崩れ。引けまでにまだ数時間あるので、いつものように引け値を高くする運動をやるかも知れないが、そんな元気が残っているようにも見えないけどね。と書いたら、早速クロス円の買いを再開したようだ。元々、外人たちは、金利稼ぎとテクニカルチャートの円ベアだから、それほど実態があったわけではない。彼らが総投げになったら、初めて日本人投資家は買いに回るのではないか?日本人は円安局面で追随しなくなったそうなので、賢くなったかも知れない。(7月29日。土曜日。プールにもう行ける、と思う日。)

マコ、イワマツが亡くなったね。72歳だったそうだ。15歳で渡米したと書かれている。スティーブマックイーンと共演した砲艦サンパブロは良く覚えている。あれで一躍有名になった。なかなかの名優だと思ったが、6年前のパールハーバーでの山本五十六役にはちょっとがっかりした。スティーブマクィーンが亡くなってもう何年になるのだろう。若くして亡くなったのでイメージの格好よさがそのまま残っている。私の世代のあこがれだったんだよ。アメリカでも彼は別格。彼の出た栄光のル、マンのレーサー姿のポスターなんかよく部屋に飾っている連中がいたもんだ。ブリットも良かったし、シンシナチキッドも良かった。久しぶりに観てみるかな。
7月28日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 115.78 116.02 114.61 114.64
ユーロ 1.2698 1.2770 1.2660 1.2760
ユーロ円 147.02 147.13 146.12 146.28
ポンド 1.8573 1.8667 1.8545 1.8635
スイス 1.2385 1.2425 1.2312 1.2325
豪ドル 0.7628 0.7675 0.7593 0.7675
ユーロポンド 0.6837 0.6849 0.6816 0.6847
キーゥイ 0.6205 0.6205 0.6145 0.6175
ポン円 215.04 215.30 213.55 213.63
キーゥイ円 71.84 71.78 70.75 70.79
スイス円 93.48 93.62 92.92 93.01
オージー円 88.32 88.46 87.72 87.99
ユーロスイス 1.5726 1.5737 1.5707 1.5727
ダウ工業 11219.70 +119.27
ナスダック 2094.14 +39.67
S&P 1278.55 +15.35
ロンドン 5974.90 +45.40
ドイツ 5705.42 +46.35
香港 16955.04 +38.27
日経 15342.87 +163.09
トピックス 1559.41 +17.60
引け後に悪さする連中がいて、ユーロ円が148円台に乗せたが、ああいう皆のあまり参加していない時間帯の仕掛けは、時々、天井をつける時に起こりやすいよ。大天井だったとは言わないけどね。東京もしょうがないなあ。欧州が来る前に116円割れていると思った。あまりに静かだったので皆、株でもやっているのかと思った。(7月28日。金曜日。曇っているが夏みたいなものだ、と思う日。)

中東:あっちの紛争は我々には極めてわかりにくいよね。ラジオの解説を聞いていたんだけど、今の状態がよくわかる説明をしていたね。レバノンという国があって、ヒズボラとは何ぞやと思っていたわけ。幕末の幕府と薩長の関係の当時の日本のスタイルが今のレバノンらしいよ。幕府がレバノン政府で、ヒズボラが薩長。それでもってイスラエルは当初の予定では敵をもっと早く仕留めることができると考えていたのに、意外と敵が強くて予定が狂ってきた。通常、アメリカの国務長官などが調停に来たら、タイミングが良く、シャンシャンにできる予定なんだってさ。ところが国務長官が到着した時に戦争が攻勢で片がついているはずなのに、てこずっていて、調停も停戦もできないような状態になってしまった。それでアメリカとしては面子丸つぶれだということらしい。

確か、学生時代に習った記憶だと、戦後、ユダヤ人たちを集めておく国を作るのにあの地域を選んでイスラエルという国を作ったはずだよね。まあ、考えてみれば、他人の土地に他の民族が入ってきたのだから頭にも来るだろうね。でも、その時、代わりにパレスチナに何か与えたのではないのかねえ。ってなわけで、やっぱりわかったようなわからないようなモヤモヤ。学びたいと思わないから、頭に入らないのだろうなとも思う。何しろ私の頭の中の中東のイメージはアラビアのロレンスのままなんだよ。

7月27日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.27 116.43 115.30 115.78
ユーロ 1.2717 1.2772 1.2681 1.2698
ユーロ円 147.86 148.07 146.89 147.02
ポンド 1.8544 1.8677 1.8528 1.8573
スイス 1.2405 1.2419 1.2307 1.2385
豪ドル 0.7617 0.7660 0.7602 0.7628
ユーロポンド 0.6858 0.6863 0.6825 0.6837
キーゥイ 0.6255 0.6235 0.6176 0.6205
ポン円 215.61 215.83 214.96 215.04
キーゥイ円 72.73 72.38 71.50 71.84
スイス円 93.73 93.83 93.35 93.48
オージー円 88.56 88.63 88.08 88.32
ユーロスイス 1.5775 1.5789 1.5715 1.5726
ダウ工業 11100.43 −2.08
ナスダック 2054.47 −15.99
S&P 1263.19 −5.21
ロンドン 5929.50 +52.40
ドイツ 5659.07 +75.97
香港 16916.77 +299.53
日経 15179.78 +295.71
トピックス 1541.81 +21.37
外人たちのドル買いも息続かず。何の事はない。24時間たったら全て元の値段という相場。ただの往来。欧州で円全面高となったが、NYでは円全面安展開。どっちもあてにならず。他に仕掛ける材料がないから皆でベージュブックを待っているようだ。ドルの金利の話は正直言って飽きた。どちらにしても木曜、金曜、どちらかぶれそうだ。(7月27日。木曜日。熱波到来近し、と思う日。)

この国のけじめ:文芸春秋。お馴染みの今はやりの藤原氏の第二弾だね。特筆はないが、それなりに読むべき書物と思われる。前著よりもくだけていて読みやすいと思う。我々が知っておくべき常識的な事がちりばめられており、1250円でそれを学べるなら安いと思う。まあ、どちらにしても今の20代、30代はもっと本を読んだほうがいいよ。新聞を読まないでインターネットのニュースを読んで終わりにするのはあまりよろしくないだろう。別に新聞がそれほどすごいものとも思わないのだが、活字の大きさでわかる何かがある。インターネットでは全て同系列の扱いなので薄いって印象を持つ。

7月26日(水曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.24 117.24 116.18 116.27
ユーロ 1.2577 1.2719 1.2559 1.2717
ユーロ円 147.55 147.87 146.79 147.86
ポンド 1.8394 1.8551 1.8390 1.8544
スイス 1.2536 1.2540 1.2404 1.2405
豪ドル 0.7531 0.7621 0.7525 0.7617
ユーロポンド 0.6838 0.6858 0.6827 0.6858
キーゥイ 0.6230 0.6267 0.6215 0.6255
ポン円 215.65 216.23 214.70 215.61
キーゥイ円 73.04 73.40 72.60 72.73
スイス円 93.52 93.75 93.20 93.73
オージー円 88.29 88.90 88.12 88.56
ユーロスイス 1.5767 1.5783 1.5743 1.5775
ダウ工業 11102.51 −1.20
ナスダック 2070.46 −3.44
S&P 1268.40 −0.48
ロンドン 5877.10 +25.90
ドイツ 5583.10 +17.34
香港 16617.24 +33.38
日経 14884.07 −121.17
トピックス 1520.44 −14.38
パワーゲーム。外人主導。オプションなくなりました、ピョンだものね。ドル円は売りがコンスタントにいるような感じがしたね。円売りでなくてドル相場になってしまったから、クロス円はウロウロで方向感なし。東京時間に中国がらみでドル売りした人たちがいるけど、何度も書いているようにチャイナがらみでやらないほうがいいよ。長続きした事ないんだからさ。大体、中国がらみの話は、どこまで本気なのかさっぱりわからないもの。私は常に無視。無視できないような動きになったら、初めて中国情報に気を配るよ。それにしても飽きたなあ。毎度毎度の往来相場。外人たちはドル強気が多いね。日本人は円高になると出てくるけど、円安では追随しないというのが今年の特徴だね。だから今起きているのは全て外人たちのパワーゲームとシステム売買。それにしても日中が居眠りコックリコックリだから、夜中に仕事をしているのは鉄道工事のおっさんたちと日本人ディーラーだけだね。木曜と金曜に指標が目白押しだから、それでまたドル落ちたりして、往来相場になるのかねえ。(7月26日。水曜日。もうじき梅雨明け?と思う日。)

パリの熱波の話が報道されていたけど、今度はロスだって?まああそこは元々暑いんでしょ?ミズーリの友人からメールが来ていて、セントルイスで停電で30万人が影響を受けたんだと。それで、州の軍隊が出動してるんだって。熱波のせいらしいけど、あそこは日本的気候だからそんな無茶苦茶暑くなるはずがないんで、やっぱりおかしいよね。世界の政府があまり行動を起こさないので、やけに気になる。もっとすごい自然災害が来て、もっとすごい犠牲者数にならないと動かないのかもね。そういえば、ハリケーンのシーズン近いね。台風も真似して大きくならなくていいからね。

7月25日(火曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.68 117.40 116.53 117.24
ユーロ 1.2636 1.2672 1.2563 1.2577
ユーロ円 147.44 147.77 147.32 147.55
ポンド 1.8514 1.8537 1.8385 1.8394
スイス 1.2458 1.2547 1.2424 1.2536
豪ドル 0.7545 0.7565 0.7519 0.7531
ユーロポンド 0.6825 0.6839 0.6823 0.6838
キーゥイ 0.6233 0.6275 0.6223 0.6230
ポン円 216.02 216.24 215.48 215.65
キーゥイ円 72.73 73.34 72.64 73.04
スイス円 93.66 93.88 93.48 93.52
オージー円 88.04 88.41 87.89 88.29
ユーロスイス 1.5742 1.5769 1.5733 1.5767
ダウ工業 11103.71 +52.66
ナスダック 2073.90 +12.06
S&P 1268.88 +7.97
ロンドン 5851.20 +17.30
ドイツ 5565.76 −12.29
香港 16583.86 +103.27
日経 15005.24 +210.74
トピックス 1534.82 +20.60
主導権を握る欧州だが音無しの構えだった。NYは東京の午前中に仕掛けていたからあまり元気はない。火曜日以降、各種の指標が相次ぐので今は休んでおいた方が良いのかも知れぬ。とは言え、もう、飽きたなあ、なんか上がったり下がったりしていても、いつも見たような値段ばっかり。今年はここまでどの通貨も値幅が少なく、これでは商売あがったりだね。(7月25日。火曜日。雨雨雨雨雨雨雨雨、と思う日。)

もう7月25日だよ。梅雨って6月じゃないの?5月の雨量の方が多いのは知っているけど。夏休みだよ、子供たち、なんだか一学期の終わりに雨だった記憶が子供の頃ないんだよね。2003年も梅雨明けは8月1日だったので今回だけではないみたいなこと気象庁は言ってるけど、やっぱりおかしいよ。変だよ。洪水も並みの数じゃないよね。これで中国とインドで車が氾濫したら、一体どうなるのかねえ。全部、自動車の排気ガスじゃないのかと疑っているよ、最近。

7月24日(月曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.10 116.94 116.10 116.68
ユーロ 1.2710 1.2717 1.2610 1.2636
ユーロ円 147.60 147.70 147.20 147.44
ポンド 1.8595 1.8598 1.8481 1.8514
スイス 1.2355 1.2487 1.2352 1.2458
豪ドル 0.7525 0.7551 0.7503 0.7545
ユーロポンド 0.6830 0.6833 0.6811 0.6825
キーゥイ 0.6236 0.6245 0.6190 0.6233
ポン円 215.92 216.35 215.62 216.02
キーゥイ円 72.45 72.93 72.25 72.73
スイス円 93.96 94.06 93.47 93.66
オージー円 87.40 88.18 87.36 88.04
ユーロスイス 1.5695 1.5751 1.5694 1.5742
ダウ工業 11051.05 +182.67
ナスダック 2061.84 +41.45
S&P 1260.91 +20.62
ロンドン 5833.90 +114.20
ドイツ 54578.05 +127.04
香港 16480.59 +16.41
日経 14794.50 −26.76
トピックス 1514.22 −1.31
ファンド勢。全くお邪魔虫。早朝見ていたら、たいした動きではないし、仕掛けもないだろうと思った。だから、月曜の午前中はちょっと寝かせてもらおうと思ったのである。そしたら、途中からロイターブザーが鳴りっぱなしで起こされた。月曜の午前中の東京が動く時は毎回毎回、ファンド勢の投げか仕掛けのどちらか。そして大体、昼前に終了し、その後は欧州が来るまで静かというパターン。連中は東京が出てくれば、玉をさばけることだけは知っているからね。めんどうな連中だ。東京も頑張って午後に仕掛けて、あいつらを起こしてもらいたい。(7月24日。月曜日。雨雨雨雨雨、と思う日。)

また田中先生の登場。

上海版「金の卵」の給与は新卒の4倍   国の教育体制変更で、技能工は減少の一途

  • 「ボイラー検査工の月給6000元、大卒初任給は1500元」。
今、中国でこんな現象が起きている。急速な経済成長を背景に製造業や建設現場などで高度な技能を持つ労働者の需要が急増しているのだが、もともと「現場志向」の低い社会通念のあるところに育成システムの不備が加わって、技能労働者が深刻な供給不足になっているのだ。急増する新卒大学生への求人は伸びず、日本でいう高専や工業高校卒は引く手あまた。高度経済成長期に現れる中国版「金の卵」現象と言えるかもしれない。

NC旋盤工、4倍の求人が殺到

 一番不足が深刻な技能工はNC(数値制御)旋盤工だという。上海市政府の調査によると、市内だけで求人数は4000人、それに対して応募者は1000人にも満たない。月給は6000から8000元(1元は約14円)に達する。これは日系企業のホワイトカラーで言えば、経験10年のマネジャークラスに匹敵する。先日、日本を代表する人気AV機器メーカーS社の現法に事務系社員として十数年勤務している友人から電話があって、「給料が上がって6000元になったから今度何かおごるね」と喜んでいたので、6000元というのは立派な給料であることが分かる。旋盤工以外にも、自動車組立工、機械設備や電気系統のメンテナンス工、ボイラー工、金型工、鍛造工といった技能職種に極端な不足現象が起きており、いずれも賃金が高騰している。こうした事態が発生する背景には、人材需要の伸びと育成不足という両方の側面がある。

技能工育成がまったく追いつかない理由

需要の伸びの方は年率10%という高度成長の下、外資系を中心に製造業の進出と規模拡大が続いている。しかし中国は「世界の工場」と言われるように、企業内部の各機能のうち生産現場に近い比較的下流部分の仕事が集まってくる傾向が強い。そのためもともと大卒の仕事よりは現場の技能工の仕事の方が増えやすい体質を持っていると言っていい。ところが一方の育成のほうは、追いつかないどころかむしろ減っている。これは中国経済発展の歴史と関係がある。

 中国ではかつて生産手段はすべて国有で、改革開放初期は国有企業が工業生産の中心的役割を担ってきた。そのため技能工の養成機関や学校は大半が国有企業の付属で、自社の技能工を養成する内部機関だった。しかし、国有企業は淘汰と整理が進み、その中でこの種の学校も閉鎖が相次いだ。新聞報道によると、上海市内のこうした技術系学校は1994年には330校あったが、2002年には43校にまで減ってしまった。東北地方の工業都市である瀋陽でも同様で、1996年の140校が2002年には20校に激減したという。

大学の新設ラッシュでさらに育成が滞る

 追い打ちをかけるのが4年制大学の新設ラッシュと入学定員増である。中国政府は2000年頃から大学制度の大幅な改革に乗り出し、大学生の数は一気にそれまでの2〜3倍になった。もともと中国社会は「文人優位」というか、ホワイトカラーに対する憧れが強い社会なので、大学の門戸が広がると大学進学熱はますます加速した。そのおかげで従来なら短大、高専クラスに進学していた学生も4年制大学を目指すようになり、技術系専門学校の人気はますます落ちてしまった。それなのに市場原理とは皮肉なもので、4大卒のニーズはさほど増えず、技能工との給与の逆転現象が日常化してしまった。

中国の「文人優位」は覆るだろうか

日本社会はもともと職人や技能工を尊敬する風土が比較的強いので、大卒より給与が高くてもさほど驚かない。1950年代後半ぐらいには大卒の就職先が非常に少なく、逆に中卒は「金の卵」と呼ばれて引っ張りだこだったという歴史がある(「大卒就職の戦後史」一橋大学社会学研究科博士課程、小椋宗一郎さんのサイトを参考にした)。どこの国でも高度成長期共通の現象なのかもしれないが、これを機に中国でも職人や技能工に対する社会の評価が高くなって、たくさんの若い人が育ってくれれば、それはそれで社会にとっては良いことだと思う。そして、中国に進出した日系製造業にとっても、日本国内ではすでに難しくなりつつある熟練技能の継承といった意味で、長期的には大きなプラスになるのではないだろうか。

東京で動かないのは常の事にて別に特記なし。欧州とNYと全然異なった相場展開となった。それにしても笑わせるのが、このドル円、だって先週の金曜日の夜の同時刻の値段と同じで、NYが攻めてきた方向も同じ。一体、この1週間は何だったのだろうと思ったよ。ポン円には驚いた。ポン引き円?216円台から214円台に落ちて、NYで再び216円台だもんね。材料なんてなくても腕力で相場が作られる時もある。まさか、いまだに人民元の事考えて取引しているんじゃないだろうね。

円の凋落振りと不人気の解説を最近よく読まされる。95%が投機だから、円売り人気と呼んだほうが良いだろう。日本の為替がいろいろな規制の結果、再び国際的なものから極めてローカルなものに戻りつつある。日本の為替界そのものが不人気。先日、あるところからレポートをもらうようになったのだが、びっくり仰天。英語と中国語だよ。こんなの見るの初めて。英語と和文ならわかっているけどね。投機という観点から見れば、ひたすら金利差だけだろうね。その金利差の重さは円ロングにしてみれば一目瞭然。金利差だけで勝てるほど甘くないのがこの世界というところもミソかな。クロス円は、乱高下の大荒れ相場になった時が大天井になるだろう。ユーロ円が89円台の頃、一体こいついくらまで落ちるのだろうとゾッとしたものだ。今のユーロ円も一体どこまで上がるのだろう、とゾッとした時が大天井になるのだろう。(7月22日。土曜日。もう、学校夏休みだってよ、と思う日。)

認知症の母殺害に猶予判決 京都地裁 「介護の苦しみ」理解示す

 介護疲れと生活の困窮から今年2月、合意の上で認知症の母親=当時(86)=を殺害したとして、承諾殺人などの罪に問われた長男の無職、片桐康晴被告(54)=京都市伏見区=に対する判決公判が21日、京都地裁で開かれた。東尾龍一裁判官は「結果は重大だが、被害者(母親)は決して恨みを抱いておらず、被告が幸せな人生を歩んでいけることを望んでいると推察される」として懲役2年6月、執行猶予3年(求刑・懲役3年)を言い渡した。
 
判決によると、片桐被告は今年1月末、介護のために生活が困窮し心中を決意。2月1日早朝、伏見区の桂川河川敷で、合意を得た上で母親の首を絞めて殺害し、自分の首をナイフで切りつけ自殺を図った。論告や供述によると、片桐被告の母親は父親の死後の平成7年8月ごろに認知症の症状が出始め、昨年4月ごろに症状が悪化。夜に起き出す昼夜逆転の生活が始まった。同被告は休職し、介護と両立できる職を探したが見つからず、同年9月に退職。その後、失業保険で生活している際に、伏見区内の福祉事務所に生活保護について相談したが受給できないと誤解し、生活苦に追い込まれて心中を決意した。殺害場所となった桂川河川敷では、家に帰りたがる母親に「ここで終わりやで」と心中をほのめかし、「おまえと一緒やで」と答えた母親の首を絞め、自らもナイフで首を切り自殺を図った。前日の1月31日には、母親を車いすに乗せ、京都市街の思い出の地を歩く“最後の親孝行”をしたという。

 判決理由で東尾裁判官は「相手方の承諾があろうとも、尊い命を奪う行為は強い非難を免れない」としながらも、「昼夜被害者を介護していた被告人の苦しみ、悩み、絶望感は言葉では言い尽くせない」と、追いつめられた片桐被告の心理状態に理解を示した。
 また、判決文を読み終えたあと、片桐被告に「朝と夕、母を思いだし、自分をあやめず、母のためにも幸せに生きてください」と語りかけた。同被告は声を震わせながら「ありがとうございます」と頭を下げた。
     ◇
【視点】介護支える社会整備を
 認知症の母親を殺害した片桐康晴被告に、京都地裁は執行猶予付きの“温情判決”を下した。裁判をめぐっては、検察側も「哀切きわまる母への思い。同情の余地がある」と、最高刑懲役7年に対して求刑は懲役3年と、被告の情状面に理解を示していた。公判では、冒頭陳述や被告人質問で母子の強いきずなが浮かび上がり、聞き入る東尾龍一裁判官が目を赤くする場面すらあった。

 「生まれ変わっても、また母の子に生まれたい」と母親への強い愛情を吐露した片桐被告。公判では、介護のために仕事をやめざるを得なかった現実や、生活保護受給を相談した際に行政側の十分な説明がなく生じた誤解など、誰もがいつ陥ってもおかしくない介護をめぐる現実が浮き彫りになった。「人に迷惑をかけずに生きようと思った」という片桐被告の信条さえも“裏目”に出た。介護をめぐり経済的、精神的に追いつめられ殺人や心中に至る事件は後を絶たない。160万〜170万人ともいわれる認知症患者は、約10年後には250万人にまで増加するとの推計もある。反対に少子化のため介護者の減少は必至で、介護をめぐる問題は極めて現代的な課題といえる。“母親思いの息子”が殺害を選んだ悲劇を繰り返さないために、法整備を含め、社会全体で介護を支える仕組みづくりが求められる。(産経新聞)

皆読んだと思うが、この事件の解説はテレビで以前見たよ。なんだか最近、裁判が極端に違うなあ。あのヤギだかヒツジだか言う名前のエロ殺人鬼の弁護団の無罪主張なんて、いくら国選とは言え、この弁護士たちには人間としてのプライドがないのかと思ったよ。それでもって、子供を高層から突き落とした馬鹿の事件、あいつはこの近所の奴なんだけど、他にもいろいろ未遂があるんだよ、報道されていないのもあったよ。そいつの裁判での言い分がふざけるな、だよ。その当時、妄想状態だった、だから無罪を主張。私なんか損しているといつも妄想状態だよ。こんな弁護士を人権派と呼ぶのかね?何が人権派だよ、と言いたい。妄想状態の奴らが街をごそごそ大量に歩いているのかね?それで自分の身を守るためにナイフやガンを持っていると銃刀法違反?何だか最近そういうことを考えていると、妄想状態、悪魔の声が聞こえた状態になってしまうよ。

おはようレポート会員再開してくれとの声があり、再び募集を始める事にした。レポートの詳細はhttps://fxpro.press.ne.jp/ohayou.htmを見てね。

7月21日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.04 117.11 115.83 116.18
ユーロ 1.2628 1.2697 1.2625 1.2693
ユーロ円 147.80 147.87 146.86 147.47
ポンド 1.8485 1.8599 1.8469 1.8585
スイス 1.2440 1.2446 1.2358 1.2365
豪ドル 0.7510 0.7545 0.7492 0.7523
ユーロポンド 0.6831 0.6840 0.6818 0.6830
キーゥイ 0.6225 0.6255 0.6209 0.6236
ポン円 216.35 216.48 214.93 215.92
キーゥイ円 72.86 72.90 72.20 72.45
スイス円 94.08 94.17 93.50 93.96
オージー円 87.90 87.94 87.18 87.40
ユーロスイス 1.5709 1.5718 1.5688 1.5695
ダウ工業 10868.38 −59.72
ナスダック 2020.39 −19.03
S&P 1240.29 −8.84
ロンドン 5719.70 −51.20
ドイツ 5451.01 −94.81
香港 16464.18 −8.44
日経 14821.26 −125.58
トピックス 1515.53 −13.06
ひどい相場展開。大体どんな閑散な相場でも三つのうち一つくらいは動くもの。何でも手を出すNYですら手が出なかった。ドルがわからなくなるとクロス円を始めるのが最近の特徴。と言うわけでさしたる理由もなしに高値更新していたね。ここのところの市場は、後講釈的な理由がいろいろ出るが、パワーゲームのただの投機の仕手戦。それでもって皆で往来相場に持っていってしまったというところ。分析する事に意味はなし。この後、1時と3時に材料が出るから、そしたら動くかも。(7月21日。金曜日。夏はいつ来るの?と思う日。)

£216円記念:政令発布。闇外貨交換認可。ロンドンへ向かう人は成田で特別検札。何者かチェックをする。一般国民及び普通の公務員は£を150円で買える。高級官僚ならびに財務省の方々は249円で買える。外貨預金をやっている日銀総裁と、財務大臣は299円でしか買えない。外人観光客を誘致している役所は、イギリスから来る外人に、円をドル並みに117円でしか£と交換してあげない事を日本案内に書かないとならない。理由は、216円でもイギリス人が殺到しないので全く誘致運動が成功していないため。今回の政令発布にあたり、参考としたものは地下鉄の最低料金である。ロンドンの地下鉄は、650円である。(全くどこまで上がるのかねえ、、、、、)
7月20日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.88 117.07 116.55 117.04
ユーロ 1.2586 1.2654 1.2585 1.2628
ユーロ円 147.11 147.88 147.00 147.80
ポンド 1.8419 1.8520 1.8417 1.8485
スイス 1.2487 1.2489 1.2417 1.2440
豪ドル 0.7500 0.7532 0.7490 0.7510
ユーロポンド 0.6833 0.6842 0.6823 0.6831
キーゥイ 0.6243 0.6255 0.6192 0.6225
ポン円 215.28 216.58 215.00 216.35
キーゥイ円 72.97 73.10 72.30 72.86
スイス円 93.60 94.13 93.50 94.08
オージー円 87.66 87.95 87.43 87.90
ユーロスイス 1.5716 1.5725 1.5699 1.5709
ダウ工業 10928.10 −83.32
ナスダック 2039.42 −41.30
S&P 1249.13 −10.68
ロンドン 5770.90 −7.10
ドイツ 5545.82 +6.53
香港 16472.62 +375.08
日経 14946.84 +446.58
トピックス 1528.59 +53.17
市場筋にとっては驚き桃の木のバーナンキ。まあ、これでしばらく株式関係者は安堵だね。まあ、NYの株は終わるまでなんとも言えないけど。ドル相場は意外な展開だったのでロングがしこっている感じだね。原油も金も乱高下だね。証拠金の最大5倍程度にしておかないとズタズタにされるね。円の過小評価が際立っているのが£円だね。日本人渡航ご遠慮になるんじゃないの?これじゃロンドンに行ってもハンバーガーくらいしか食べられないかも。貧しい日本人。友人がソウルに行くと言うので、え?あそこ今、世界一物価高いんだぞ。おまけに日本政府のご指導により円はズタボロだから、昔のように日本人は遊べんぞと言った。下手すりゃ拉致されるかもよ。(7月20日。木曜日。いつまで涙雨?と思う日。)

ソ連が満州占領に戦後出てきたでしょ、ひどい連中であるが、スターリンは、戦勝演説の時に、対日参戦を日露戦争敗北の汚点を濯ぐためと述べ、日本に対して特別なつけがあると公言したらしいね。50万人も捕虜で連れて行ったんだから、日本民族の歴史上未だかつてない忍苦と言われるのも最もだね。しかし、嫌な奴らだ。
ところで明治29年に日本の領土となった台湾だが、例の本に書かれている。マラリアとか赤痢とかとにかく病原菌うじゃうじゃの土地だったみたいだ。明治7年の台湾出兵で死んだ兵隊の98%が病死と出ている。台湾が今のようになったのはやはり日本の植民地政策の成功と言えるだろうね。ほとんどの地域で失敗しているだけに目立つ。

おはようレポート会員再開してくれとの声があり、再び募集を始める事にした。レポートの詳細はhttps://fxpro.press.ne.jp/ohayou.htmを見てね。

7月19日(水曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.32 117.88 116.65 116.88
ユーロ 1.2504 1.2610 1.2456 1.2586
ユーロ円 146.70 147.29 146.33 147.11
ポンド 1.8263 1.8443 1.8228 1.8419
スイス 1.2530 1.2597 1.2450 1.2487
豪ドル 0.7465 0.7510 0.7405 0.7500
ユーロポンド 0.6847 0.6849 0.6829 0.6833
キーゥイ 0.6248 0.6255 0.6166 0.6243
ポン円 214.26 215.44 213.90 215.28
キーゥイ円 73.30 73.33 72.60 72.97
スイス円 93.63 93.78 93.41 93.60
オージー円 87.58 87.70 87.25 87.66
ユーロスイス 1.5668 1.5722 1.5658 1.5716
ダウ工業 11011.42 +212.19
ナスダック 2080.71 +37.49
S&P 1259.81 +22.95
ロンドン 5778.00 +96.30
ドイツ 5539.29 +142.44
香港 16097.54 +53.60
日経 14500.26 +63.02
トピックス 1475.42 +0.14
ギクシャクした動きが続いた。欧州はドル円を買えなかったが、NYが代わりを務めた感じ。市場の目は円でなく欧州通貨だった。それにしても、円が国際通貨としてポンドより下がって、いまや第四位らしいね。栄枯盛衰なのか、日本の将来の姿を現しているのか?って感じ。日銀総裁が外貨預金を平気でやっているとのたまう国では致し方なしか。あまりの人気のなさに驚く日々だ。先日、通貨のETF商品を見ていたが、メキシコペソがあるのにジャパニーズ円がなかったので呆れた。円が強くなるのはけしからんと言いながら、世界中に円の国債要りませんか?なんて営業やっているのだから、武士の商法もいいとこ。円の国際化はとうとう100%絵に描いた餅になり、いずれ人民元が躍り出てくるだろう。現在、市場で動いているのはイスラエルとか地政学なんとかとか、金利がどうとか言ってるが、ただの投機。日本がばらまいた金がまだ世界中で舞っている。いまや為替で実需は5%以下ではないかと思うね。日本人が参加せずとも円相場は成り立つ。と言うわけで、実態が全く伴っていないので、強そう、弱そうは全くあてにならないと思う。(7月19日。水曜日。誰の涙雨?と思う日。)

「坂の上の雲」と日本人ー文芸春秋。男が読むと大変に面白く、女が読むと20ページでさじを投げる本と言えよう。日露戦争当時の日本軍は世界の軍隊の鏡だったようで、日本男子はなかなか誇らしく読める。坂の上の雲を不滅の国民文学と書いているが、私もそう思うね。日本の高校生男子は国が命令して読ませるべしなどと思わせる名著だね。この解説書みたいな本は、最初はつまらない。後から面白くなってくる。当時、イギリス海軍が世界一だったのだが、ロシアは世界二位だったんだね。ただ、ロシアは戦艦の数に比較して、バルト海、日本海ー黄海、黒海と三分割されていたので兵力の分散になっていたようだ。これが日本には幸いするんだけどね。イギリスも世界の艦隊だから、分散されており、日英同盟が極めて大きな役割を果たしているのがわかる。続きは明日。 

7月18日(火曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 117.24 117.59 116.68 117.32
ユーロ 1.2518 1.2560 1.2473 1.2504
ユーロ円 146.76 146.97 146.25 146.70
ポンド 1.8185 1.8330 1.8184 1.8263
スイス 1.2481 1.2557 1.2444 1.2530
豪ドル 0.7476 0.7529 0.7445 0.7465
ユーロポンド 0.6884 0.6888 0.6838 0.6847
キーゥイ 0.6215 0.6282 0.6207 0.6248
ポン円 213.20 214.70 212.60 214.26
キーゥイ円 72.86 73.55 72.60 73.30
スイス円 93.93 93.93 93.42 93.63
オージー円 87.65 88.04 87.30 87.58
ユーロスイス 1.5624 1.5669 1.5623 1.5668
ダウ工業 10799.23 +51.87
ナスダック 2043.22 +5.50
S&P 1236.86 +2.37
ロンドン 5681.70 −19.30
ドイツ 5396.85 −20.11
香港 16036.35 −28.47
日経 14437.24 −408.00
トピックス 1475.28 −46.43
永遠なる往来相場のボックス圏に戻ってきましたね。これで方向性がはっきりしない今の空のような相場展開が当分続きそうで、大相場到来は遠のいた。ユーロも同じ。往来相場が長引きそうだ。円に関しては欧州が完全に牛耳っているので欧州での相場展開に追随していたほうが無難だろう。金はイスラエル軍次第の様相。一時停止の話も出ているし、こんな事我々日本人には理解することはできないと思う。(7月18日。火曜日。涙雨?と思う日。) おはようレポート会員再開してくれとの声があり、再び始める事にした。https://fxpro.press.ne.jp/ohayou.htm

また田中さんの出番。

中国の30代は、平均2年で転職する  若い世代の「焦燥感」が一因

 上海市の30歳以下の若者の平均勤続年数は約1年半、31〜40歳でも2年3カ月ほどしかないことが上海市の調査で分かった。転職(転社?)の激しさは以前から実感してはいたが、ここまで急激に事態が進行してくると、投資サイドとしては極めて頭の痛い問題と言わざるを得ない。この調査は上海市労働社会保障局が今年3月、市のデータベース95万人分の記録を基に行い、公表した。中国の都市部の企業は社会保険などの費用を源泉徴収しており、国民はすべて統一の身分証明書番号で管理されているので、誰がいつ、どこの企業に転職したかは確実に把握できる。このデータはかなり正確なものと考えていい。

日本の30代前半は8.6年

 それによれば、平均勤続年数は全体で3年10.4カ月。年齢別に見ると30歳以下が1年5.5カ月、31〜40歳が2年3カ月、41〜50歳が6年9カ月、51歳以上が10年0カ月となっている。日本はどうか。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2003年)によれば、20〜24歳が男性2.5年、女性2.3年、25〜29歳が男性5.2年、女性4.9年、30〜34歳で男性8.6年、女性8.0年、35〜39歳が男性12.0年、女性9.8年。40歳以降、女性の勤続年数は伸び悩むが、男性は60歳まで5歳当たりほぼ3年ずつ勤続年数が伸びていく。こうしてみると、20代はさておき、企業の主力となるべき30代でも勤続年数が2年少々しかないというのは、日本の感覚からするといかにも短い。

 なぜこのように勤続年数が極端に短くなるのだろうか。中国で転職が激しい理由は中国人の国民性や経済成長の速さ、「一人っ子政策」下の子供の「こらえ性のなさ」などで説明されることが多い。一般論としてその通りだと思うが、人事の現場での実感から私は加えて3つの重要な要因があると考えている。まず第1は、中国には新規設立や海外から新たに進出する企業が多いことである。既存企業は既に会社が回っているから、従来の予算枠や他の従業員とのバランスもあり、そうやたらと賃金を上げるわけにはいかない。

企業自体がどんどん生まれていることも背景だが…

 しかし新規設立の企業であれば、人が採れなければ会社を開きようがないし、いわば白紙に絵を描けばいいのだから比較的自由に条件を設定できる。そのため既存企業の人材が簡単に新規進出企業に移っていってしまう。これは外資や直接投資への依存度が高い中国の大きな特徴である。第2の理由は、企業内部の管理制度の不備である。日系を含む多くの外資系企業、中国の民営企業などすべてに共通することだが、中国の企業は総じて設立後の年数が浅く、人事の専門家も乏しいので、社内のキャリアステップや人材育成の制度が明確になっていないことが多い。言い方を変えれば、従業員に対して魅力的で説得力のある将来像を提示できていない。従業員にしてみれば、「今、何をしたら次にどうなって、将来どうなるのか」が見えにくいので、青く見える隣の芝生に簡単に目が移ってしまう。

 第3の要因は中国の若い世代に共通する一種の「焦燥感」である。若い人たちと接していると、とにかく焦っているのを痛切に感じる。中国は今、ある意味で日本の戦後混乱期のような「強いもの勝ち」「何でもあり」「勝てば官軍」の社会で、「勝ち組、負け組」の明暗の激しさは日本の比ではない。「誰々は外国車を買った」「誰々は買ったマンションの値段が3倍になった」。そうした話が飛び交い、「負け組」にならないために誰もが必死に何かを求めて走り回る。どんな小さなチャンスも逃したくない。今の上海には人にそう思わせる混乱期特有の魅力というか、いかがわしさ、高揚感が満ちている。

今の雰囲気では、腰を落ち着けにくい

 そういう環境下で何かに憑かれたように走っている若い人たちに「落ち着いて自己研鑽に励め」とか「将来に向けて長期的な投資をせよ」とか言っても、なかなか耳に入るものではない。そうなる気持ちは理解できる。これが一種の社会の活力であることは確かだが、問題なのは、40歳になるまで平均勤続年数2年余りという状態で、本人に本当に必要なビジネス上のスキルや会社にとって資産となるノウハウなどの形成ができるのかという問題である。例えば、先進国中では転職率が高いことで知られる米国の平均勤続年数は25〜34歳で男女ともほぼ3年。35〜44歳で男性6年、女性5年である(1996年、米国労働福利研究所調査)。

 一見、上海とさほど大きな差はないように見える。しかし実は中身は大きな違いがある。米国の就業構造は職務(ジョブ)中心の構造であるため、仮に「転社」しても「職」は同じケースがほとんどである。つまりある時点でひとつの「職」を選んでしまえば、あとはどんなに頻繁に「転社」を繰り返そうとも一貫したキャリアが形成されていくことになる。ところが中国ではまだ米国ほど明確な「職務」の概念が企業社会に定着しているわけではないから、転職は文字通り仕事そのものを替える「転職」であったり、給料を上げるためのただの「転社」であったり、独立して商売を始める「転業」であったり、より賃金の高い土地に移る「転地」であったりと、なかなか脈絡がない。そのため個人の一貫した競争力形成が進みにくいのである。

「スキル」を持った層が育たない恐れが

 これは人が資産である企業にとっては非常に困ったことで、中国では一定の専門性を持った、ある範囲の業務を任せられる中堅人材が極めて薄い。新卒は大量に輩出されてくるが、それを中堅層に育て上げる社会的な仕組みが欠けている。だから専門性のある人材の賃金が高騰する一方で、職が見つからない新卒学生が巷に溢れる事態になる。では投資する側の日系企業としてはどうしたらいいのか。これは一種の社会構造の問題だから、一企業の取れる策には限りがある。成長率の伸びが一段落して、社会が成熟してくれば勤続年数は伸びてくると思うが、それには長い時間がかかる。それまでの間、企業としては採用の精度を高め、先に触れた社内の人材育成・選抜制度の明確化を実現して有為な人材の引き留めを図るしかない。これは簡単ではないが、不可能ではないし、実際に様々な試みを日系企業もやっていて、相応の効果を出しているケースもある。いかにして雇用の長期化を実現していくか。これは実は単に日系企業にとどまらず、中国社会全体にとって死活的に重要なテーマになりつつある

7月17日(月曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 116.15 117.29 116.08 117.24
ユーロ 1.2650 1.2659 1.2510 1.2518
ユーロ円 146.95 147.15 146.50 146.76
ポンド 1.8385 1.8390 1.8177 1.8185
スイス 1.2340 1.2493 1.2325 1.2481
豪ドル 0.7525 0.7538 0.7467 0.7476
ユーロポンド 0.6880 0.6893 0.6874 0.6884
キーゥイ 0.6195 0.6227 0.6190 0.6215
ポン円 213.55 213.90 212.75 213.20
キーゥイ円 71.95 72.90 71.93 72.86
スイス円 94.10 94.36 93.75 93.93
オージー円 87.40 87.85 87.32 87.65
ユーロスイス 1.5615 1.5641 1.5591 1.5624
ダウ工業 10747.36 +8.01
ナスダック 2037.72 +0.37
S&P 1234.49 −1.71
ロンドン 5701.00 −6.60
ドイツ 5416.96 −5.26
香港 16064.82 −70.89
日経 14845.24
トピックス 1521.71
円全面安。それにしても日銀決定の前に欧米の銀行2行が金利上げはないとかいうレポートを出したと聞いて驚いた。この2行の東京の店は何やってんだろ。日本で何か決定される場合は、衝撃のニュースってないんだと教えてやればいいのにと思った。根回しばかりやっている世界だから外人たちの目で判断してもしょうがないだろうよ。日本ではNHKが上がるとか下がるとか、何%と言ったら、ほとんどそれが決定的なのだ。私など日銀の金融政策決定は新聞も見ないでNHKしか昔からチェックしないもの。なんだかんだと言ってもお国のテレビ。共同通信なんか意味不明のニュース流したもんだから市場は混乱する始末。それにしてもいろいろなコメントを読んで驚いたね。

自民党山本:ゼロ金利解除、2000年8月の失敗を繰り返すのではないか もう一度失敗すれば日銀の信任は地に落ちる 金利引上げは中小企業の経営を直撃する 日銀には結果責任を必ず取ってもらわなければならない
自民党中川:ゼロ金利解除は、すべての結果責任を負うとの重大な覚悟持って判断されたと理解

おいおいだよ。こりゃヤクザかと思ったよ。完全に脅し。政府内で唯一まともな発言をしているのが与謝野氏。後の人たちは金融に関する知識は皆無ではないかと疑念を持っている。大体、国会とか政治家とかおかしいんだよ。日銀総裁の村上ファンド出資を追及していたけど、私から見ればあれはそれほど大きな問題だとは思わない。大問題は、日銀総裁が外貨預金をやっていることだよ。財務省が牛耳っているとは言え、日銀は通貨の番人だよ。そのトップが円売り外貨買いやっていることのほうがはるかに深刻な問題だよ。大体、政府筋がやたらと円安を歓迎するので皆外貨預金やっているのではないかと以前から疑念に思っていたんだ。だから、総裁の話が出た時、やっぱりね、と思ったもの。

それにしても原油が78ドル、信じられない。本当に100ドル行くのかねえ。あちこちの株価はおかしいし、インフレ懸念と景気後退のダブルで世界中苦しめられる事になるかも知れないね。今年後半から来年はあまり良い年じゃないかも。インフレ待望論の人にはいいだろうけど。

ところでドル円。116円30-40銭まで跳ねてから、そのまま、じーーーーとすでに2時間半も同じ値段なんだけど。引けまでずっと同じなのかねえ。30以下に行かせたくない連中と40以上に行かせたくない連中がいるようだ。(7月15日。土曜日。熱帯夜が続くと思う日。)

久しぶりに田中先生。

娘のご飯を作りに、会社に来るお母さん

公私の区別が問題、と中国人経営者も悩む

 ある日本人駐在員が外出先からオフィスに戻ってみたら、傍らのデスクで見知らぬ女性が働いている。驚いて「あなたは誰か」と聞いたら、部下の男性のガールフレンドだという。「この仕事は私の方が得意なので手伝っている」とニコニコしている。悪気はなさそうなのだが、やはりまずいので丁重にお引き取りいただいた――。冗談のような話だが、実は似たようなケースは時々見聞きする。会社とか仕事というものに対する距離感、間合いがどうも違う。こんなところからも中国社会の「組織と個人の関係」の一端がうかがえる。同じような話は日系企業だけでなく、中国人経営者にも聞いたことがある。この経営者には秘書的な仕事をしてくれている女性社員がいて、彼女には婚約中の男性がいる。この男性は役所勤めで退勤時間は決まっているので、残業している彼女のもとに連日「出勤」してパソコンの隣に座り、「ああした方がいい、こうした方がいい」とアドバイスしている。

なぜか身内が会社に入り込む

 経営者が見かねて「あなたの仕事ではないのだから、余計な口を出さないでほしい」と注意すると、直接口は挟まなくなったものの、オフィスの入り口の所に座って毎日彼女の仕事が終わるのを待っているという。また別の中国人経営者の話。ある日、昼時になって食事をどうしようかと考えていると、社内の給湯室のようなスペースで誰か料理を作っている人がいる。何者かと思って尋ねたら、ある女性社員の母親だった。

 「娘にいいものを食べさせてやりたいので食事を作っている。社長さんも一緒にどうか」とあっけらかんとしている。この経営者は「過保護にもほどがある。会社を何だと思っているのか。怒るというより呆れてしまった」と嘆いていた。こうした話は日本ではあまり聞かない。それは恐らく日本社会では会社とか職場とは「公」の場であって、私的なものと区別すべきだという意識が強いからだろう。自分はあくまで集団や組織に属して与えられた仕事をやっているにすぎない。職場や会社という枠組みの中に「私的なもの」を介在させることはタブー視されている。

「仕事は個人が会社から請け負うもの」

 一方、中国社会では、いったん仕事を与えられると、それは自分の領域内の問題と認識され、仕事に絡む場所や道具、職務上の権限といったものは自分の支配下に入るという感覚が強いように思える。個人は会社の一部なのではなく、まず自分個人があって、その個人が仕事を会社から請け負ったという感覚に近い。自分の職場に誰かを呼んできて手伝ってもらうという発想はこうした背景から出てくる。会社で娘のために食事を作る母親というのはちょっと極端だが、そこには身内同士の関係の方が、組織との関係より優先するという心理が働いていることが見て取れる。

 これは「中国人は」という括りで一般化できる話ではない。前述の中国人経営者のように、こうした「公私混同」は論外だと認識する中国人は増えている。かつての計画経済の時代ならいざ知らず、現在では少なくともまともな経営者やマネジャーであればごく当然の感覚だろう。しかしながら世の中は一気に変わるわけではない。20年後の中国では、こんな行為は「古きよき時代の笑い話」になっているだろうが、ただそうなるまでの間、企業がどのように行動し、社員を育て、いかにして収益を上げていくか。これは今、現実に解決しなければならない問題である。

 日本人管理者から見て違和感のある行動を「民族性」「お国柄」といったステレオタイプの言葉で片づけ、思考停止してしまったら、解決はおぼつかない。まずは社員の行動ルールを明文化して厳密な規則を作る。そしてたとえ悪気はなくても、どうしてそういう行動をしてはいけないのか根気よく説明する。これしか道はない。

7月14日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 115.39 116.39 115.34 116.10
ユーロ 1.2690 1.2697 1.2626 1.2652
ユーロ円 146.43 147.20 146.37 146.89
ポンド 1.8437 1.8448 1.8342 1.8385
スイス 1.2295 1.2377 1.2285 1.2342
豪ドル 0.7540 0.7548 0.7484 0.7532
ユーロポンド 0.6883 0.6894 0.6874 0.6882
キーゥイ 0.6185 0.6213 0.6149 0.6203
ポン円 212.74 213.74 212.63 213.45
キーゥイ円 71.37 72.25 71.30 72.02
スイス円 93.85 94.32 93.80 94.07
オージー円 87.00 87.78 86.69 87.45
ユーロスイス 1.5602 1.5631 1.5596 1.5615
ダウ工業 10739.35 −106.94
ナスダック 2037.35 −16.76
S&P 1236.19 −6.10
ロンドン 5707.60 −57.40
ドイツ 5422.22 −105.07
香港 16135.71 −169.77
日経 14845.24 −252.71
トピックス 1521.71 −29.32
久しぶりに主導権を握る欧州が円売りをしなかったが、だからと言って円買いにもならず。本日の昼からはありとあらゆる日本の金融政策の話だ、コメントだ、とニュースの殺到となるだろうね。それはそれとして連日同じような値段ばかり見せられてウンザリしてきたなあ。今年は動いているようで実際にはあまり動いていないんだよね。年間の平均値幅と比較しても極めておとなしい。相場の安定というのは我々にとっては地獄を意味するわけで、なんとも元気が出ない。上げだ、下げだと皆騒ぐし、予想するが(私も同類)、なんてことない。全然動いていないんだよ。(7月14日。金曜日。熱帯夜が続くと思う日。)

清水の次郎長。私が尊敬する大親分である。彼の事が書かれた著作は若い頃ほとんど読み果たしてしまった。老年期の彼の円熟度がまた素晴らしい。ってなわけで、テレビで今やっているからかかさずに見ている。お客さんがいらしていて、近くの居酒屋に若いのと一緒に行ったのだが、途中で、あれ、今日は次郎長じゃねえか、と思ったわけ。それで、若いのに、おい、君ビデオ撮れるか?と聞いたらできると言うので、じゃ悪いが(本当は悪いと思っていない)、事務所に行って次郎長のビデオ収録しておいてくれと頼んだ。と言うわけで若いのは途中で出ざるを得ず、酒も飯も中途半端となったようである。そういうわけで、次郎長と違い、私が尊敬されることはないだろう。
7月13日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 115.50 115.52 114.99 115.39
ユーロ 1.2705 1.2730 1.2665 1.2690
ユーロ円 146.75 146.84 146.20 146.43
ポンド 1.8348 1.8470 1.8333 1.8437
スイス 1.2339 1.2346 1.2275 1.2295
豪ドル 0.7518 0.7567 0.7514 0.7540
ユーロポンド 0.6924 0.6929 0.6881 0.6883
キーゥイ 0.6162 0.6200 0.6162 0.6185
ポン円 211.92 212.80 211.42 212.74
キーゥイ円 71.17 71.47 70.95 71.37
スイス円 93.61 93.87 93.42 93.85
オージー円 86.83 87.25 86.70 87.00
ユーロスイス 1.5677 1.5680 1.5604 1.5602
ダウ工業 10846.29 −166.89
ナスダック 2054.11 −36.12
S&P 1242.29 −16.31
ロンドン 5765.00 −95.60
ドイツ 5527.29 −110.53
香港 16305.48 −216.73
日経 15097.95 −151.37
トピックス 1551.03 −12.66
欧州主導の円相場が展開されている。0.125%の上げにするかもという外銀のレポート?よくまあ、いろいろ考えるものだ。谷垣財務大臣はうるさい。しつこいんだよ。国債の金利を払いたくない思いで一杯なんだろうが、マスコミにいちいち流さなくていいから、日銀総裁に電話でもしたら?借りを覚えてますよね?とか脅してさ。ここまでは想定外の展開だ。金曜の発表までは円が強めで、その後、材料出尽くしで逆と思っていた。金曜前にここまで外野がうるさいとは思わなかった。今読んでいる本で、竹中氏はアメリカのスパイだみたいな事が書かれているね。今の政府はアメリカの金融資本に協力して、日本の富のむしり取り作戦に協力しているとか書かれている。アメリカの金融資本の先兵隊がアメリカの投資銀行連中だとなっている。こういう話って本当かね?あまりにたかが0.25%程度上げるかどうかで執拗に反対するので疑念を持ってしまったよ。金が上げているのにドルが上がっている?今は違っているように見えるけど何か最後はどちらかが鞘寄せされてしまうんだよね。(7月13日。木曜日。熱帯夜が始まったと思う日。)

国連の動きを聞いていると、何だか日本のお友達度テストというかリトマス試験紙的なものを感じてしまうね。韓国の大統領は本当に日本が嫌いなんだね。うんざりするよ。ロシア?敗戦後の満州での蛮行以来、全く信用できず。中国、最近テレビに中国人の日本の大学の教授たちがよく出てくるようになったね。これは良い事だし、彼らは大事にしたほうがいいよ。民間大使みたいなものだ。疑う人はスパイみたいに情報流していると考えるんだろうけどね。いちおう教授たちの言ってる事は至極まともだと思うね。日本びいき的だよね。まあ、日本が好きじゃなければ、日本の大学の先生をやっているわけがないのだろうけど。
7月12日(水曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 114.25 115.73 114.18 115.50
ユーロ 1.2774 1.2780 1.2675 1.2705
ユーロ円 145.94 146.78 145.78 146.75
ポンド 1.8465 1.8480 1.8309 1.8348
スイス 1.2257 1.2373 1.2251 1.2339
豪ドル 0.7530 0.7554 0.7510 0.7518
ユーロポンド 0.6918 0.6929 0.6897 0.6924
キーゥイ 0.6171 0.6190 0.6138 0.6162
ポン円 210.96 212.10 210.67 211.92
キーゥイ円 70.50 71.30 70.40 71.17
スイス円 93.21 93.67 93.08 93.61
オージー円 86.03 87.03 85.86 86.83
ユーロスイス 1.5657 1.5690 1.5646 1.5677
ダウ工業 11013.18 −121.59
ナスダック 2090.24 −38.62
S&P 1258.60 −13.92
ロンドン 5860.60 +3.30
ドイツ 5637.82 +21.78
香港 16552.21 +32.08
日経 15249.32 −224.50
トピックス 1563.69 −22.16
おちょくった相場。欧州が曲者的動き。上げても下げても騙し。114.50以上はきちんと売りが待っているね。材料、指標待ちというところ。どうも見ていると金が先導しているね。金の動きがドルの次の動きと考えていた方が良いような感じ。それにしてもユーロ円もポン円もしぶといなあ。ほとんど呆れているけど。(7月12日。水曜日。海の日、雨らしいと聞いた日。)

とうとう、政府の防衛論議になってきたね。アメリカでは将来日本が核武装するだろうというのは定説になっていたけど、あまり信じていなかった。今回の中国と韓国とロシアの対応を見ていると、日本が防衛力強化に動くのは間違いないだろうね。日本がかつてのような軍事国家になるとは思わない。思想や教育やそういう諸々の環境があるから、戦前の体制にはならないだろうね。ただ、これで米軍の費用分担は大きくアメリカにせがまれることになるだろう。よく世論調査をやって報道しているけど、あれはやめたほうがいいと思うね。敗戦前は国民の大多数が政策を支持していたんだし、一般国民の賛成反対なんてあてにならんよ。政府は逆にうまく利用するかも知れないよ。
7月11日(火曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 114.33 114.70 113.93 114.25
ユーロ 1.2730 1.2779 1.2705 1.2774
ユーロ円 145.54 145.97 145.18 145.94
ポンド 1.8403 1.8474 1.8369 1.8463
スイス 1.2310 1.2330 1.2255 1.2257
豪ドル 0.7462 0.7533 0.7462 0.7530
ユーロポンド 0.6917 0.6930 0.6905 0.6919
キーゥイ 0.6102 0.6172 0.6101 0.6171
ポン円 210.40 211.00 210.05 210.94
キーゥイ円 69.76 70.54 69.67 70.50
スイス円 92.88 93.22 92.67 93.21
オージー円 85.31 86.06 85.27 86.03
ユーロスイス 1.5671 1.5672 1.5649 1.5657
ダウ工業 11134.77 +31.22
ナスダック 2128.86 +11.93
S&P 1272.52 +5.18
ロンドン 5857.30 −39.60
ドイツ 5616.04 −90.28
香港 16490.13 −113.68
日経 15473.82 −78.99
トピックス 1585.85 −8.22
夜になったら一転して、欧州通貨はダラダラと下げるのみ、クロス円はジリ貧。となっていたが、こうなってくるとドル円もチンタラと方向感がなくなり、クロス円も熱が冷め、市場全体に木枯らし症候群。財務長官の新声明でドル高を言うのではないかとか、貿易収支は改善しているとか、やたら噂だけが駆け巡っていただけ。(7月11日。火曜日。来週、海の日、雨大丈夫?と思う日。)

ある地方のお客さんのところに行った。お勧めの温泉を聞いて、そこに行った。秘境の温泉だと聞いたし、そんな感じだとは思った。いろんな温泉を知っているが、ここは知らなかった。駅まで車に乗って、駐車場に。午後4時が最終電車であるローカル線に乗った。げ、なんと乗客は私だけ。道理で駅員が話しかけてきたりして人なつっこかった。30分揺られて途中下車。雨が降っていた。温泉宿まで多少歩くのだ。山を歩くのは大変だから、トンネルを通って行ってくれと駅員に親切に言われた。それで横にある廃線跡みたいなトンネルに入った。電気はついているが、怖い。黒澤監督の「夢」のトンネルを思い出してしまって、思わず足は急ぐ。400メートルくらい行くと、横に温泉入り口と書いてある。そこを入った。今度は防空壕みたいなのだ。ドラム缶が並んでいたりする。こわーーい、とオジサンはあせるのであった。穴の奥が明るい。100メートルちょっと行ったら外に出た。

おお、川が流れておる。山小屋的旅館が横にあった。やる気のなさそうな爺さんが出てきた。旅館内の説明をする。一泊二食で1万円だからまあまあ。男子露天風呂と女子露天風呂があって、内湯もあって、全て源泉だからね、と言われた。その後、お客さん、今晩あんただけだから、好きな時にどれに入ってもいいよと言われる。部屋に行った。オーマイゴッド。引き戸を開けたらすぐに畳。6畳一間で布団がたたんであって、湯呑みと魔法瓶とテーブル一つ。うーむ、刑務所的雰囲気。窓を開けるとすぐ渓流が見える。トイレは外の廊下にあった。露天に行った。なるほど豪快。明治の頃からあるようだ。大きい。横に川が流れている。こんなの見るのは初めてだ。山に囲まれて川しかないから、フルチンで歩き回ったりした。下手に歩くと火傷の危険あり、と立て札がたっていて蒸気があちこちから流れているので怖くなってすぐにドボンと風呂に入った。着替えの場所はテントだった。

夕食のお知らせのスピーカーが流れた。全く、俺しかいないのにと思った。げ、なんと5時半に夕食なのだ。山菜料理と魚が一匹。うーむ。これならここに一ヶ月もいれば最高のダイエットになるかもと思いながら食べた。テレビはない。ロビーに一台だけ。ロビーと言ってもテーブルが二つと自動販売機だけ。NHK衛星しか映らないのだそうだ。うーむ、なるほどこれは太平洋の南の島と同じだなと思った。食後、部屋で眠り込んでしまった。起きてから内湯に行こうと思って行った。う?誰かいる?もしや女か??と思って覗いたら、なんだ旅館の爺さんじゃねえか。

源泉だから熱いんだ。水をずっとホースで入れてないとならない。大きな旅館だと、温度計で測ったりして温度調節をやっているが、ここではそういうことはしないのである。勝手にガンガン水を入れていいのである。何しろ温泉がひっきりなしに流れてくるのだ。部屋に戻って本を読みながらまた眠り込んだ。そう、しょっちゅう眠っていた。旅館の息子が一度用事があって来たのだが、勝手に引き戸を開けたので驚いた。この息子はいい奴。さて、夜中、廊下のトイレに行った。おおーー怖い。誰もいないと知っているから恐ろしいのだよ。フジテレビの世にも不思議な物語などどうしてこういう時に思い出してしまうのか。トイレ、なんだ前の奴、流してねえじゃんかと思って流したら、げ!なんとそれはカエルだったのだ。もうびっくり仰天。こいつ内風呂に行った時に階段でじっと動かなかった同じカエルだなと思った。

その後は怖くて朝までトイレに行かなかった。窓開けて、やれば良かった。何だか怖い夢を見た。朝、雨がすごい。音もすごい。窓を開けた、びっくり仰天。渓流が濁流になってゴーゴーと流れているのだ。私は旅館ごと流されるのかと思った。河川を見回る工事の連中も二人いた。ってなわけで、朝飯7時。再びダイエット最適食事。そして名残惜しそうな顔だけして出た。再び恐怖のトンネルを通って駅に出た。今回は怖くなかった。ローカル線も人がある程度乗っていた。

帰京後、お客さんに温泉どうでした?と聞かれてきちんと返事をしなかった。残念です。と言われたが、別にあの温泉自体は本物で良いのだ。ただ、怖かった思い出が多かったのだ。やっぱり旅館には一人で泊まるのは宜しくない。それにしても日本には、まだまだ、人もほとんど踏み入れないような地域があるんだねえ。いちおう夏はこの温泉も一杯になるんだそうだ。
7月10日(月曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 114.00 114.33 113.45 114.33
ユーロ 1.2815 1.2818 1.2721 1.2730
ユーロ円 146.10 146.10 145.02 145.54
ポンド 1.8505 1.8523 1.8368 1.8403
スイス 1.2230 1.2327 1.2222 1.2310
豪ドル 0.7515 0.7533 0.7462 0.7462
ユーロポンド 0.6920 0.6935 0.6913 0.6917
キーゥイ 0.6110 0.6155 0.6100 0.6102
ポン円 210.95 210.97 209.55 210.40
キーゥイ円 69.65 69.92 69.45 69.76
スイス円 93.20 93.27 92.49 92.88
オージー円 85.65 85.73 85.10 85.31
ユーロスイス 1.5670 1.5685 1.5655 1.5671
ダウ工業 11103.55 +12.88
ナスダック 2116.93 −13.13
S&P 1267.34 +1.86
ロンドン 5896.90 +8.00
ドイツ 5706.32 +24.47
香港 16603.81 +144.03
日経 15552.81 +245.20
トピックス 1594.07 +20.92

東京市場、114円台にも持ち上げられず。クロス円もズルズル。デボドンとフクイによって、ショートは一掃されてしまっていて、ロングだらけを実証している。どこまで下に突っ込めるかテストというところ。(7月10日。月曜日。お、7月だ、と思う日。)

滅び行く国家ー日本はどこへ向かうのか(立花隆)この日経の本高いなあ。2310円もする。立花氏は私が一目置く人である。そう、よくNHKに出てくるよね。おばさん的顔の人。彼の本は、臨死体験、宇宙からの帰還、を読んだ事があって、それ以来のファンだね。ドキュメンタリー番組での解説も気に入っている。いやあ、この本、面白い。まだ途中なんだけどね。ホリエモンの件でもリーマンの儲け独壇場とか、闇の世界の話とか興味津々。若い人読むといいよ。年配者は考えが固まっている事が多いので柔軟性が必要だ。

テボドンによる空玉の円売りの正体が最後の最後になって露呈してしまった。クロス円、特にユーロ円など日本勢ですら買いたいと思わないのに海外勢の投機だけで積み上げられている玉もいずれつぶされるだろう。もはやユーロ円が150円以上に行くのが当然のような予想がまかり通るようになってしまった。欧州通貨がチンタラしているので来週は円が狙われる可能性なきにしもあらず。(7月8日。土曜日。後いくつ寝ると夏到来?と思う日。)

とうとう駅ビル開業。街全体が明るいのだ。ひやかしを兼ねて行ったのだが、どこにこんなに人が住んでいたんだろう、と思わせるくらいの雑踏であった。何しろ市役所がある駅なのに、急行は止まらないし、駅前には墓場があるし、ってな駅だったのだが、京王のおかげで様変わり。何しろ本屋すらなかったのだ。本屋ができたということでやっと文化の波が。これで丘の上のスーパーは壊滅的打撃を受けるだろう。かわいそうなのは近所のコンビ二の3軒。こりゃ潰されるね。なんとも華やいだ雰囲気で楽しい感じの一日であった。

だが、アドバルーン揚げることもないだろうよ、ちょっとあれは恥ずかしかったな。笑ってしまったのが、稲城でもポイント生活が始まる。京王系列どこでもポイントゲットのパスポートキャンペーンだって。私の自宅は川崎市。県境が近いんだけど、川崎は財政赤字がひどく、市の南北問題もあるし、市全体が雑のイメージ。稲城は何でも市民に好かれている市トップ10に入ったし、市立病院は全国の公的病院でトップ3に入ったようだ。近代的な図書館まで出現。何しろ、この市は産業がないんだ。米軍もいるしね。住民税でやっていくしかないので、市民サービスが違う。子供の多い街はやはり栄えるのではないかと思うね。保育園や幼稚園に川崎から越境して来るんだよ。ここの市長のクールビスなど都内の連中も驚くであろう。市報に市長の自宅は冷房を撤去しましただってさ。
7月7日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 115.11 115.31 113.82 114.03
ユーロ 1.2781 1.2865 1.2767 1.2811
ユーロ円 147.12 147.29 145.96 146.08
ポンド 1.8371 1.8540 1.8355 1.8507
スイス 1.2277 1.2297 1.2187 1.2233
豪ドル 0.7462 0.7530 0.7453 0.7515
ユーロポンド 0.6957 0.6958 0.6920 0.6922
キーゥイ 0.6047 0.6117 0.6035 0.6108
ポン円 211.47 211.87 210.72 211.04
キーゥイ円 69.61 69.92 69.33 69.65
スイス円 93.76 93.83 93.13 93.22
オージー円 85.90 86.15 85.52 85.69
ユーロスイス 1.5691 1.5708 1.5663 1.5672
ダウ工業 11090.67 −134.63
ナスダック 2130.06 −25.03
S&P 1265.48 −25.03
ロンドン 5888.90 −1.10
ドイツ 5681.85 −13.62
香港 16459.78 +18.79
日経 15307.61 −13.79
トピックス 1573.15 +0.86
お昼弁当を食べてから昼寝していた。動くとブザーが鳴るようにしておいたし、社員にもコールレベルを置いておいた。げげ、3時間も眠ってしまった。東京市場にデボドン落下でディーラー即死的状態?結局、前日の円売りが空玉であることが実証されて落ちたのは夜だった。資本逃避でも起きているならともかく金が動いていないのだから、やっぱり限界があるよね。それにしても今週に入ってから、どの通貨も値動きが少なすぎる。フライデー相場が到来するのかね。(7月7日。金曜日。やっと関東は梅雨的でムシムシ。)

戦争の話の続きの続き。読売のこのシリーズは本になるらしいね。読むといいと思うよ。皇族系の政治家、近衛文麿と東久邇宮稔彦は開戦当初から、この戦争は負けると読んでいて、山本大将の意見どおり、和平工作に取りかからねばならないと記している。緒戦の連勝でもそれは同じだった。よく世間では、陸軍などの暴走を言う向きもあるが、実際には煽っていたのは世論のように思われる。国民は戦争の被害者だというのが通説だが私はその通りだとも思わない。世論や世間がいいかげんなことは皆もわかるだろう。

東条は強気でこの調子ならオーストラリアも占領できるだろうから和平など言うべきでないと語ったと書いてある。当時の東条英機の和平派への弾圧と警戒には相当なものがあったようだ。東条の精神論も相当なもので、日本の長所は、死ぬ事を恐れぬ事である、などと語っている。恐怖政治がはびこり、東条を暗殺しなければならないという動きも強かった。憲兵政治、和平を妨害というタイトルになっている。重臣会議で和平がまともに論じられなかったのは、テロやクーデターへの恐怖だったと書かれている。2.26事件からまだ10年も経過していない時期だった。

小磯内閣は、1944年12月12日午後1時22分に国民総出で伊勢神宮必勝祈願を提唱、1億総武装をスローガンに掲げた。伊勢神宮もたまらんなあ。20世紀の科学戦争を遂行しているのに神風を巻き起こす祈願とはあきれたという評論もある。終戦工作に到る過程で、どうも天皇に真実が伝えられていなかった様相がある。東条などカンカンの強気なので天皇の信認も篤かったので悲観論が省みられなかったようだ。最大のポイントは猫に鈴を誰もつけられなかったというところみたいだ。つまり天皇陛下に負けです、降参です、という声を誰も上奏できなかった。   
「検証 戦争責任」中央公論。「重臣たちの昭和史」勝田龍夫、文芸春秋。
7月6日(木曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 115.73 115.73 114.90 115.11
ユーロ 1.2724 1.2784 1.2717 1.2781
ユーロ円 147.25 147.41 146.62 147.12
ポンド 1.8345 1.8410 1.8333 1.8371
スイス 1.2318 1.2328 1.2265 1.2277
豪ドル 0.7418 0.7471 0.7410 0.7462
ユーロポンド 0.6936 0.6962 0.6933 0.6957
キーゥイ 0.6048 0.6063 0.6025 0.6047
ポン円 212.31 212.33 211.19 211.47
キーゥイ円 79.99 79.99 69.47 69.61
スイス円 93.95 93.99 93.41 93.76
オージー円 85.85 85.95 85.51 85.90
ユーロスイス 1.5673 1.5703 1.5676 1.5691
ダウ工業 11225.30 +73.48
ナスダック 2155.09 +1.75
S&P 1274.07 +3.16
ロンドン 5890.00 +63.30
ドイツ 5695.47 +69.84
香港 16440.99 +173.81
日経 15321.40 ー202.54
トピックス 1572.29 −17.68
バカボンのデボドン円売りは、予想したよりはるかにインパクトが小さかった感じ。もっと最初からぶっ飛ぶのかと思っていた。元々、これで資本移動が起きるわけではないので、全ては円の空売りとリーズアンドラグズのためだろう。嫌な感じだから円の買い手もちょっと様子見ようかとなるのも仕方ないだろう。それにしても原油も高値取ってきたね。金は大抵抗帯の前でいまいち迫力なし。スイスは安全通貨なのだが、総裁のコメントが影響したみたいだね。(7月6日。木曜日。やっと関東は梅雨的。)

夜NHKのニュースを見ていたら、ミサイルの解説で例のなつかしいカツラ的ヘアスタイルの江畑氏が登場したので、おお、おっさんと思ったね。彼は当初民放にしか出ていなかったんだよ。湾岸戦争の時の解説で有名になったね。さすがのNHKも彼を無視できずに出演を頼むようになったんだろう。しかし、気味の悪い国だねえ。何考えているんだかさっぱりわからん。太平洋戦争の時、アメリカも同じように日本を見ていたかも知れないと思った。まあ、今回の騒ぎでさすがの平和ボケの日本人も目が覚めつつあるね。軍備放棄して、こういう国と対峙ができるのか、自衛に先制攻撃は入らないのか、米軍出て行け運動をやっている人たちはこのような国家の危機に日本だけで対処できるといまだに考えるのだろうか?ちょっと頭を冷して戦争と平和を考えると良いだろう。だけど本当に丸腰で外交だけで、なおかつアメリカの助けなしに、日本だけで対応できると一部の人たちは考えているのだろうか?そういう方々には率先してかの国に行って交渉してもらいたい。話の通じる相手と通じない相手がいるのは、人々の世界でも国々の世界でも同じだと思うけどね。

7月5日(水曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 114.82 115.79 114.58 115.73
ユーロ 1.2800 1.2840 1.2707 1.2724
ユーロ円 146.93 147.38 146.58 147.25
ポンド 1.8465 1.8488 1.8327 1.8345
スイス 1.2245 1.2359 1.2203 1.2318
豪ドル 0.7448 0.7474 0.7400 0.7418
ユーロポンド 0.6932 0.6945 0.6919 0.6936
キーゥイ 0.6108 0.6120 0.6033 0.6048
ポン円 212.02 212.52 211.52 212.31
キーゥイ円 70.13 70.25 69.80 69.99
スイス円 93.77 94.08 93.50 93.95
オージー円 85.52 85.93 85.40 85.85
ユーロスイス 1.5674 1.5705 1.5651 1.5673
ダウ工業 11151.82 −76.20
ナスダック 2153.34 −37.10
S&P 1270.91 −9.28
ロンドン 5826.70 −56.80
ドイツ 5625.63 −103.38
香港 16267.18 −101.80
日経 15523.94 ー114.56
トピックス 1589.97 −12.46
113円台か115円台に入らないとダルマ的状況。ゼロ金利解除の人たちの話を聞いていると、日銀がゼロを2%とか4%にするのかと思ったよ。0.25%で経済がおかしくなると考えるなら相当なトラウマ症候群だよ。まあ、日銀は早めに自分たちの考えたとおりに行動したほうがいいよ。経済が悪くなればどうせ日銀の責任と言われるに決まっているんだから。うまくいくと内閣のおかげ。(7月5日。水曜日。海の向こうの記念日の翌日。)

司法は死んだ。前回の山口地裁にしても今度も広島地裁にしても、あちらの地裁の裁判官って何だかちょっとずれているのではないのか?岩倉広修裁判長、、、、WHO? あの男を矯正できる?裁判官が矯正するのかね。アメリカではこの手の犯罪は、キョウセイでなくてキョセイなんだけど。毎回この手の裁判結果を聞いて、子供虐待が増えると予想しているけどその通りに進んでいる。この国はいつから、神の声が聞こえたら何をやっても良いとなってんだ?私もそうしよう、今年の流行語になるんじゃない?悪魔のささやきが聞こえたので万引きしましたとかね。神の声が聞こえたので痴漢やっちゃいましたとかね。ムラカミ流に、神の声、聞いちゃったんですよーなんて言っても良い。二人殺すと死刑だから、皆さん、殺人だけは一人だけにしましょうね、なんてさ。

子供に性犯罪をする奴が矯正できるなんて誰が信じるのかね?大体、国選だと思うが、なんだあの弁護団。あんな男を弁護して自分たちの尊厳が汚されるとか思わないのかね?この事件は冤罪の可能性はゼロだよ。ふざけるなと言いたい。こんな奴が死刑にならずに無期にして、20年で出所するのかねえ。何が法の正義だと思うよ。最高裁!動くべし。早いとこ、民間裁判員制度始まらんかね?自分で立候補しちゃうからさ。お呼びを待っています、はい。
7月4日(火曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 114.70 114.83 114.38 114.82
ユーロ 1.2803 1.2822 1.2787 1.2800
ユーロ円 146.85 146.93 146.52 146.93
ポンド 1.8423 1.8480 1.8420 1.8465
スイス 1.2240 1.2265 1.2227 1.2245
豪ドル 0.7422 0.7469 0.7420 0.7448
ユーロポンド 0.6949 0.6952 0.6924 0.6932
キーゥイ 0.6062 0.6115 0.6062 0.6108
ポン円 211.31 212.02 210.98 212.02
キーゥイ円 69.53 70.13 69.50 70.13
スイス円 93.71 93.77 93.43 93.77
オージー円 85.13 85.62 85.12 85.52
ユーロスイス 1.5671 1.5688 1.5670 1.5674
ダウ工業 11228.02(7/3) +77.80
ナスダック 2190.43(7/3) +18.34
S&P 1280.19(7/3) +9.99
ロンドン 5869.60 −14.80
ドイツ 5727.04 +13.10
香港 16368.98 +42.32
日経 15638.50 +66.88
トピックス 1602.43 +9.21
恐るべき弱さの円。日本凋落。黄昏。それにしても私が一番なりたくない商売は日銀総裁。あれだけ外野がうるさいとウンザリするのではないか?小泉ー安部ラインがうるさいが、それなら日銀総裁更迭して自分たちが兼任すればいいじゃんかと思ってしまうね。アメリカは政府は口出ししないね、欧州は同じように外野財務省がうるさいが、欧州中銀は我一切関知せずで聞かざるを押し通しているね。日銀が弱いってことかね?信用がない?アメリカのヘッジファンドなんて何もしなくても5%くらいドル金利が黙っても入るのだから、運用成績は10%です、なんて言っても本当は半分だよね。誰が何を言おうとゼロ金利は異常だよ。政府以外の人が解除反対なんて言うと、変に勘ぐりたくなるよ。(7月4日。火曜日。海の向こうの記念日。)

昨日小さな記事があったね。高校野球賭博で書類送検。えええ、って感じだなあ。誰でもどこでもやってんじゃないの?私は最近飽きたからもうやっていないけど昔は平気でやっていたよ。図書印刷という会社で、役員と社員の総勢27人。首謀者?の役員は社内のコミュニケーションのためにやったと言ってる。これ、誰かに刺されたな。警視庁もそんなトトカルチョなんてどこでもやっているのは知ってると思うよ。問題は金額だけだと思うね。国税と同じで、告げ口、垂れ込みがあると動かざるを得ないから、それで動いたのではないか?掛け金が200,300円だったら、私は怒るよ。警察による税金無駄遣いっていうところだよ。トトカルチョで書類送検されるなら、すけべなメールを大量に送りまくっている連中を逮捕しなさいよ。子供にも平気で送っているんだろうから。
7月3日(月曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 114.45 114.95 114.10 114.70
ユーロ 1.2790 1.2823 1.2762 1.2803
ユーロ円 146.40 147.05 145.93 146.85
ポンド 1.8490 1.8495 1.8385 1.8423
スイス 1.2230 1.2277 1.2218 1.2240
豪ドル 0.7425 0.7460 0.7411 0.7422
ユーロポンド 0.6920 0.6958 0.6918 0.6949
キーゥイ 0.6090 0.6110 0.6045 0.6062
ポン円 211.60 211.88 210.80 211.31
キーゥイ円 69.70 70.05 69.35 69.53
スイス円 93.55 93.80 93.22 93.71
オージー円 85.00 85.50 84.82 85.13
ユーロスイス 1.5643 1.5682 1.5640 1.5671
ダウ工業 11228.02 +77.80
ナスダック 2190.43 +18.34
S&P 1280.18 +9.98
ロンドン 5884.40 +51.00
ドイツ 5712.69 +29.38
香港 16326.66 +59.04
日経 15571.62 +66.44
トピックス 1593.22 +6.26
短観の時くらい真面目に東京市場は動くのかと思ったら、そんな事はなかった。これでまた欧州が出てくるまでチンタラと動かないであろうから、寝てるしかない。東京市場の値動きを見ていると勘が狂うから見るのはやめようかと思っている。(7月3日。月曜日。梅雨でも夏模様。)

昨日スポーツニュースを見ていたらなつかしい顔が出てきた。あのカシアス内藤がジムを作ってボクサーをデビューさせた。なつかしい本、一瞬の夏を読んで以来、沢木耕太郎のファンになり、またエディタンゼントやカシアス内藤に大いに興味を持った。私の友人がカシアス内藤と知り合いだったので昔寿司屋で一緒に食べた事がある。もう20年以上前の事だ。昨日のテレビで彼の頭が坊主だったので驚いたが、そりゃそうだろ、私と同い年なんだから、彼がガンなのを知った。抗癌剤をうちながら、若いボクサーの相手をしていたのだから相当な体力である。ボクシング界もスター不在なので長い事興味がなかったが、これからまた見てみようかと思っている。亀田兄弟とかいうのはよく知らない。人気らしいが、別にチャンピョンじゃないんでしょ?
6月30日(金曜) 始値 高値 安値 引け
ドル円 115.18 115.23 114.17 114.43
ユーロ 1.2665 1.2794 1.2658 1.2791
ユーロ円 145.88 146.45 145.60 146.37
ポンド 1.8281 1.8499 1.8261 1.8482
スイス 1.2365 1.2373 1.2218 1.2230
豪ドル 0.7388 0.7451 0.7380 0.7430
ユーロポンド 0.6928 0.6946 0.6910 0.6921
キーゥイ 0.6040 0.6128 0.6025 0.6091
ポン円 210.56 211.80 209.84 211.49
キーゥイ円 69.57 70.34 69.35 69.70
スイス円 93.15 93.68 92.88 93.57
オージー円 85.09 85.31 84.87 85.02
ユーロスイス 1.5660 1.5686 1.5631 1.5643
ダウ工業 11150.22 −40.58
ナスダック 2172.09 −2.29
S&P 1270.19 −2.68
ロンドン 5844.70 +53.20
ドイツ 5682.89 +101.22
香港 16273.74 +408.52
日経 15505.18 +384.03
トピックス 1586.96 +39.21