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過去のコメント 2003年9月

映画の大逆転みたいな相場展開だったと言える。ドル円は下げが否定されて上げて、その上げを今度は否定されて、ユーロは下げを一気に否定されて、ユーロ円も下げを一気に否定されて、ポンドも下げを一気に否定されて、と言った按配。皆の目がドル円にばかり行っているうちにドル全面安に点火って感じ。どうしようもないね、このドルは。ユーロは7月の1.1550が突破されたから、下げは今後限定的になるね。スイスも1.3360近辺崩されたからもうあかんね。ポンドはちょっとちょっとで上げすぎだよ。それにしてもユーロは30分で120ポイント急騰した。あれでは売り方は逃げ場がなかったと思うね。よって下げるにしてもこのしこった玉の整理が進まないと駄目だ。(9月30日火曜日)

朝。まったく通勤途中をねらって悪さするなよなあって感じ。9月30日には注意するように述べていたし、10時と15時が大事としておいた。それにしても本当にやるかなあ。太平洋戦争の日本と同じ。戦略なるものが事前に読めてしまう。お粗末。半期末の企業の会計操作に協力したってしょうがないと思うんだけど。本日の朝の日本の指標が良好なのを知っていて早めに手を打ったってとこかな。ドル全面安の中をドル円だけ介入してどのくらい効果があるのか知らんがとりあえず市場は売られ過ぎだし、しばらくは効果あるかもね。

昨日牛込柳町なる江戸時代みたいな名前の街に行ったが苦手な大江戸線を使った。新宿からすぐなんだが、よくわからないんだな。都庁前で電車が分かれたりしておじんにはわからんよ。それでもって都庁前を入れると新宿の名前が5つもあるんだ。着いてから気がついたのだがグルグル新宿のまわりをまわっていただけだとわかった。帰りもグルグルでは嫌なのでタクシー乗ったら800円。

9月29日(月) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1460 1.1602 1.1396 1.1600
ドル円 111円70銭 111円77銭 110円71銭 110円75銭
ユーロ円 128円05銭 128円78銭 126円92銭 128円50銭
ポンド 1.6670 スイス 1.3250 A$ 0.6785 NZ 0.5945
ポン円 184.65 スイス円 83.60 A$円 75.15 NZ円 65.85
S&P 1006 +10
ダウ工業 9380 +67
ナスダック 1824 +32
ロンドン 4142 −15
ドイツ 3323 −1
日経 10229 −89
トピックス 1010 −10
香港 11141 −149

月曜の午前中に動く確率は相当に高い。月曜は私は休みを取るので大体寝ている。ビービーとブザーや電話で起こされることが頻繁なものでよくわかるのだ。月曜以外はたいして動かないくせにといつもぼやいている。月曜のこの欄を書くのは時間を置かないとならないのだ。だって土曜日に書き込んでいるのだから突然月曜日の朝に意見が変わるわけでもないからね。ドル円のあまりの弱さにあきれていたらちゃんと東京でも売られているね。あの安値は先週の東京の祝日だったからね。売られ過ぎ信号ばかり灯っていても全然底値をつけたような印象がない。今クロス円が売られているが今週はこの動きが踏襲されるだろう。ユーロ円の下げは厳しくなりそうだ。ユーロは1.14台は手を出さない方が良い。今週は9月最終日、日本の指標、金曜のアメリカの指標、これらがキーになりそうだ。(9月29日月曜日)

今石原都知事の悪口を言うと相当に怒りを買うのではないかと思ってる。それくらい人気が高いのもわかっている。だからこそ誰もあまり言わないのではないか?元々私は石原慎太郎氏が好きである。だが、どうもこの半年くらいの彼の発言には納得がいかない。近所の口うるさいおやじというイメージが濃い。裕ちゃんなら絶対に言いそうもないことばかりしゃべっている。好かんね。

毎週大きく動く金曜日ですら、動意を見せず。考えてみるとあの月曜日が全てで後は残務整理と言うか、敗残処理と言うか、残りゲーム消化試合と言うか、そんなもので終わってしまった印象である。私自身も水曜辺りからさっぱりやる気がなくなってしまった。と言うか動きがさっぱり読めなくなってしまったのだ。こうなってくると注目されるのが、9月30日にいつものウィンドードレッシングが行われるのかと言うことくらいか。後気になるのは海外で出会ったレートが東京で出会う確率が99%くらいなんだけど、窓が完全に空いてしまっている。つまり今回の場合だと、112円73銭から114円70銭と言う幅広いゾーンだ。ジンクス通りいずれ埋めに来るのか気になる。ありえなそうだが相場とは理外の理で動くわけで、大多数が信じていた115円があっさり破られたのもそうだし、何が起きるかわからないのがこれまた相場である。下に突っ込んでから埋めるのかも知れないし、わからないが気がかりではある。売り方が今度は油断しているのがこれまた気になる。と言うわけで張りにくい相場が続きそうである。(9月27日土曜日)

いつも引けは高いのに珍しく引け間際に売り込まれたね。突如として円全面高に転じてしまった。ポジション調整なのだろう。フランスの大臣がG7の標的は円だったのだと述べたんだって?次第にこうやって本音が出てくる。日本側がいくら否定してもいかんね。ユーロ円140円にいかに頭に来ていたかよくわかる。ドル円が111円でユーロ円が128円というのも我慢できないだろうね。
欧州は私が20代の頃から日本はダーティーフロートをしていると信じ込んでいる。今年半ば以降の財務省の為替戦略は露骨すぎたってことだ。世界の目を見ないで馬耳東風だもんね。月曜の朝6時半に介入するなどという前代未聞なことをやったことが全てを決したと思っている。私はいまだに何であんなくだらないことをしたのか理解できないし、一体誰がそんなことを指南したのか聞いてみたいね。

中国とか華僑の間でこの季節月餅を贈る風習があるのだが、それが賄賂目的などで純金製の月餅を贈る連中がおり、問題化している。これを聞いた時に私は思ったね、何と中国と言うのはまだ江戸時代の水戸黄門のドラマのようなことをやっているのだなあという事だ。事の良し悪しでなく、何だかノスタルジックな連中だなあと思った。誰か私に贈ってくれんかね?

9月26日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1490 1.1499 1.1439 1.1465
ドル円 112円25銭 112円33銭 111円62銭 111円75銭
ユーロ円 128円95銭 128円95銭 128円06銭 128円10銭
ポンド 1.6595 スイス 1.3450 A$ 0.6740 NZ 0.5890
ポン円 185.40 スイス円 83.05 A$円 75.30 NZ円 65.80
S&P 996 −6
ダウ工業 9313 −31
ナスダック 1792 −25
ロンドン 4157 −45
ドイツ 3324 −1
日経 10318 +8
トピックス 1021 +4
香港 11290 +4

毎日同じ動きが続いている。同じ時間帯に上げて、同じ時間帯に下げて、また同じ時間帯に上げてという具合だ。1-2時間のずれはあるもののほとんど同じ。ユーロも似通ったもので上がっても下がっても元に戻ってくる。まるで月曜日の大きな動きを消化するような動きが続いている。だから正直言って動きが読めないし、よくわからんのだ。皆が戻りを待っている。113円台になったら売りたいと言うし、じゃあそこまで戻るのかと言うとちっとも戻らない。RSIの呪縛は16とか12とかいう数字を出して私を翻弄している。この欄は夜中に寝る前にいちおう書いて朝追加したりするのだが、朝いくらになっているのかもわからない。最近朝動くことが多いからだ。突っ込んできたら買いで対処が良いと書いたがこんなに何度も突っ込んでくるとも思っていなかった。金曜日は最近よく動くので警戒はしたいと思う。榊原氏のインタビュー記事を読んだが、ほとんど私と同じだ。違いは、多数が彼を信じて、私を信じる人の数が限定されていることくらいだろうか?慶応の教授の言うことの方が相場師が語ることより皆納得しやすいのかも知れん。テレビの出演回数も違うからね。(9月26日金曜日)

同窓会の案内が届いた。千歳中学の同窓会なのだが、4年くらい前に突然始まって3度目だ。一度も行ってない。同級生で今でもつきあいがあるのが一人しかいないと言うこともあるけど、皆おじん、おばんになって顔がわかるのかいなとも思っている。クラス会ならわかるのだが、学年会なんだ。学年と言うと、団塊の世代だから異常に数が多い。9クラスあって、50x9だから450人もいるんだ。クラスの連中は覚えているけど学年では記憶が薄い。元々越境入学で進学校であるこの学校に行ったので別にふるさとのガキ仲間がいるわけでもない。それでも総代だった金子が幹事を一生懸命やっているのに無視もできないし、今更ノコノコ出て行くのも恥ずかしいし、なんとも酸っぱい気分。あのかわい子ちゃんの某嬢に再会したい気分もあるし、年を重ねるとなかなかむずかしいものである。

9月25日(木) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1495 1.1537 1.1458 1.1490
ドル円 111円75銭 112円34銭 111円46銭 112円25銭
ユーロ円 128円45銭 129円05銭 128円03銭 128円95銭
ポンド 1.6590 スイス 1.3435 A$ 0.6790 NZ 0.5950
ポン円 186.20 スイス円 83.50 A$円 76.20 NZ円 66.75
S&P 1003 −6
ダウ工業 9344 −81
ナスダック 1817 −26
ロンドン 4202 −34
ドイツ 3326 +19
日経 10310 −192
トピックス 1017 −26
香港 11286 −9

毎日3時ごろから買われるので今晩もまたやるのかと見ている。昨晩のテレビの黒田氏が話題になっていたが、私はあまりあの手のテレビは見ないことにしている。先入観は持ちたくないからだ。別に誰が見てもいいと思うけどね。それにしても恐るべき弱さでベアな私ですら唖然。それはそれとして、介入するぞ的なコメントが目立つのでまた皆期待して売らないのだろうね。IMMなどがショートだからショートカバーで急騰するという話もあるけど、次元が違う。損しているショートカバーと儲かっているショートカバーは全く異なる。儲かっているショートは手仕舞いしても再度別なレベルでショートを構築するだけだから何も変わらない。損しているショート手仕舞いは傷ついているから再度ショートを構築するかわからない。政府日銀はまだ幻想にとらわれているようだが、今や信用は失墜している。一体皆いくら大損したのか気がついていない。今や介入で急騰したら売り場提供ということで皆手ぐすね引いて待っている。多少は戻るかも知れないと考えたドル円が戻れないのはいかに相場の持つ自然のリズムが壊されてしまっているのかよくわかる。これは昔から円相場がたどってきた道だ。今の新聞記事と昔の新聞記事で、人名とドル円の値段を差し替えたらほとんど通用するよ。私なんか円高になったときの新聞コメントは頭に全てインプットされているから翌日の記事が先にわかってしまう。(9月25日木曜日)

最近道路工事をよくやっているでしょ?私の経験から皆に警告しておこうと思う。あのオーライオーライやっている警備会社のヘルメットの男たちはプロでもなんでもないよ。彼らの誘導した通りに動いて事故を起こす可能性は高いんだ。全交警備とか言う大宮の会社のヘルメットのアンちゃんの誘導で車バックさせたら縁石にぶつかって車が傷ついたわけ。それでもってその道路の半分を占拠していた起重機の会社と、そこの住宅建設をやっている住友林業と三者ともめることになった。その場でかたづかなかったのは住友林業の現場監督なる者がさぼっているのか行方不明だったことがある。起重機も駐車場の出入り口に置いているのだから道路交通法違反は明白だし、あっちは真っ黒。それでまあ、その時は全交警備に保険会社に払ってもらいなと言って紳士的約束で弁償することになっていたんだ。だが全交警備と契約しているニッセイ同和なる損保が三分の一しか払わないとか言ってきて、理由は誰が悪いのか立証できないからだとなっていた。全交警備は最初から自腹払う気がないからその後とぼけている。15万程度の話なんだけど大手の会社がそんなことけちるとは夢にも思わなかった。今は赤字になってもいいから訴訟だと弁護士に伝えた。嫌いなんだよ紳士協定を破る奴は。ここでのレッスン:警備員の誘導でどんな小さな事故があっても必ず警察を呼ぶこと。下らんことで呼ばれる警察には同情するけど、こういう時に警備会社を絶対に信用しないことが肝要だ。事故死しても三分の一しか払わないとか損保も言いそうだ。全交警備もくだらんことに余分な出費をすることになるけど多分担当者の上層部は何も知らないよ。と言うわけで、初めての裁判になりそうで楽しみだ。相手は私が赤字でもそんな行動を予告通り実行するとは思っていない。私は売られた喧嘩は買うのだ。

9月24日(水) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1445 1.1504 1.1427 1.1495
ドル円 112円30銭 112円39銭 111円23銭 111円75銭
ユーロ円 128円50銭 128円57銭 127円45銭 128円45銭
ポンド 1.6595 スイス 1.3500 A$ 0.6775 NZ 0.5950
ポン円 185.40 スイス円 82.75 A$円 75.70 NZ円 66.50
S&P 1009 −20
ダウ工業 9425 −150
ナスダック 1843 −58
ロンドン 4236 +15
ドイツ 3307 −103
日経 10502 +27
トピックス 1043 O
香港 11296 +351

どうもこの二日ばかり隠れて介入しているような気がする。めんどくさいから調べる気もないけど。そんなややっこしいことしなければ相場は自律反発に向かうのになあと思う。現状は相場の自然のリズムを壊したからこうなっているわけで全然反省していないなあ。と言うわけでアメリカは日本に米国債を買って欲しいのだから円高圧力をかけないとかいう論に組しない。財務省日銀は永遠に買い続けるよ。ドルが下がれば下がるほど買うのだから圧力を減らすとは思えない。欧州はまた嫌がるね。榊原氏の頃も欧州は介入の手伝いをさせられたのだが不平タラタラだったよ。つまり欧州にとっては通貨介入は危機以外は国家の仕事とは思っていないのだ。だから彼らが介入する時は日本の1割以下のお金で十分間に合う。ドルを買い続けることが国家の仕事とは驚く。それにしても今度の財務大臣は元国家公安委員長だって?全然整合性がないなあ。言論統制でもやるのかしらん。話は相場に戻って、ユーロは今大変に難しい相場を展開中だ。強いとは思うもののさっぱり動きがわからん。ドル円はしばらく突っ込み売りは買いで対処の方がいいかもしれん。昨日の110円台が大底だったとは全く考えていないけどね。(9月24日水曜日)

読売新聞の社説を読んでいてびっくりこえてしまった。あれはいちおう天下の三大誌の一つだろ?もう二度と読売の為替は読まないよ。全然勉強していないのが明白。驚いたのは財務省あたりのコメントとほとんど同じであることだ。円を買うことが投機で円を売ることは投機でないとは笑止千万。今の相場は実需の円買いに対抗して円売りを仕掛けていた向きが総投げ状態に入っているのだ。先日発表された貿易収支や経常収支の黒字を見て、変だとは思わないのかね?いざとなれば欧米の協調介入も求めるべきだとなっている。こうなると、もうオイオイだね。110円程度でガタガタ言うなって感じかな。100円に接近したら意見に同調してあげる。

9月23日(火) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1460 1.1528 1.1435 1.1445
ドル円 112円20銭 112円37銭 110円91銭 112円30銭
ユーロ円 128円60銭 128円73銭 127円54銭 128円50銭
ポンド 1.6510 スイス 1.3585 A$ 0.6755 NZ 0.5935
ポン円 185.40 スイス円 82.65 A$円 75.85 NZ円 66.65
S&P 1029 +7
ダウ工業 9576 +40
ナスダック 1901 +27
ロンドン 4221 −7
ドイツ 3411 −45
日経 10475 −463
トピックス 1043 −27
香港 10944 +71

週末には何があるかわからない。月曜日に相場は静かに始まるとは限らないと会員には何度も語ってきている。うちは5時から営業開始したがそれでも間に合わなかったものね。なんでも各社強制ストップのロスカット売りの連続だったと聞いた。地雷を踏むがごとく落ちれば落ちるほど売りが売りを呼ぶ展開だったそうである。当社の誇りはドル円のロングはたったの1人だけだったと言うことである。毎週毎週、政府の介入政策など信じるな、米ドルはアメリカの気分次第だから買わないほうがいい、とか述べて洗脳させてもらってきているからね。他社では両建てなる手法でいつまでたってもロングが切れない人が多いようである。両建てなどという手法は金融界には存在しないし、うちも受けない。何でそんなややっこしいことをするのか?相場とは買いと売りしかないのだ。また相も変わらず介入期待のロングを構築する向きもあり懲りない面々。まあ、うちはドル円が下がると他社から移ってくる人が多いので商売繁盛となる。他社で損するとこれまたうちに移る人が増えて商売繁盛となる。しつこく書くが、金利目当てでドル円を買うならおとなしく外貨預金でもやっている方がよろしい。どうしても外貨預金や金利稼ぎの為替をやりたいならばドル円以外のものをやりなさい。10万ドル買って一日300円もらえるからなどと言う理由で為替を始める人が多いのには驚くのだ。それほど300円が欲しいなら、うちはタバコ2箱サービスなんてやろうかと思うよ。そもそもスワップの金利が各社で大きく異なるなど冗談もいいかげんにせいという感じ。

それはそれとして、相場とは下がり過ぎれは戻るのも必定。慌てて下値を叩くこともないよ。私にとって意外だったのはクロス円全般に売り叩かれると予測していたのに単純なドル全面安になってしまったことだろうか。それにしても4円落ちて2兆円の損失を政府は出している。いい気なモンである。一体誰が責任取るんだ?儲かったのは介入を担当した銀行ばかり。そこまでしてドルを支えてやっても輸出メーカーは全部のドルを売らなかっただろ?それは人々に115円を割らない、割らせないという勝手な幻想を与えたからである。相場は動くものであると皆が考えていれば、もうちょっと真剣にヘッジをしたことだろう。教育ママ的為替政策は悪の教科書の見本である。日中で本気でアメリカの赤字補填を毎年できると考えていたのかね?またドルとは米ドルである。アメリカのお金である。日本がどうこうできる余地は政府が考えているほど大きくないのだ。(9月23日火曜日お墓参りの日)

9月22日(月) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1390 1.1508 1.1385 1.1460
ドル円 113円65銭 113円65銭 111円38銭 112円20銭
ユーロ円 129円40銭 129円40銭 128円12銭 128円60銭
ポンド 1.6495 スイス 1.3545 A$ 0.6780 NZ 0.5960
ポン円 185.10 スイス円 82.85 A$円 76.05 NZ円 66.85
S&P 1022 −13
ダウ工業 9535 −109
ナスダック 1874 −32
ロンドン 4228 −29
ドイツ 3456 −122
日経 10475 −463
トピックス 1043 −27
香港 10873 −95

111円台とはびっくり仰天。落ちるとは思っていたがまさか月曜早々とも思っていなかった。この欄で何度も財務省の為替政策を批判してきている。10兆円つぎこんでこのザマである。元に戻すにはさらなる10兆円で足りるはずもない。トレンドに逆らった単独介入がいかに無謀なことか。為替の素人なのかと疑うよ。しかも111円台に入っても買い方を見殺し。売り方のこっちが今まで批判してきたんだから、買い方は助けてもらえないのだから批判したらいいよ。罪は深いね。人々に幻想を与えたからだ。こうなってくると株式市場が伸びきっているだけに気になってきた。下がりすぎれば戻すのも相場である。長期的には、これからは下がれば下がるほど地雷があると思う。125円や130円を信じてきたツケだ。政府日銀を信じてきたツケなのだ。(9月22日月曜日)

円相場の天王山はまだ続く。G7とIMFが終わっても続くだろう。いろいろな憶測が流れているが、すでに裏で各種の話し合いが行われているはずだ。公式声明はたいしたことはないだろう。皆で喧嘩になってしまったなど公言できるわけがなかろう。問題はマスコミである。以前のG7で円安容認なんてどこにも書いていないのに、適当に訳して容認にしてしまった過去がある。私はあきれたのであるが、政府に迎合するマスコミなら書きかねない。それはそれとしてスノー氏の権力は衰退の一途らしい。アメリカは今回のG7で何らの収穫もなければ帰国後袋叩きとの話もある。日本は中国を盾にとぼけ続けるようだ。中国こそいい迷惑であるが、次第に国際金融筋は裏の悪者は日本という論調に変わりつつある。経常黒字のたいしたことがない中国が切り上げるなら、経常黒字の日本こそ切り上げるべきだという論まである。円高になってこまると言ってるのは日本だけで、世界中にとって歓迎すべきものだという話まで出てきてしまった。とにかく何を読んでも日本の評判が悪い。介入政策の評判が悪く、溝口氏など10兆円の男というあだ名までつけられている。榊原、黒田両氏との三者比較などを出すところもあり、いたく評判が悪い。欧州はすごくユーロ円に頭にきているようだ。何を考えているのかわからん財務省のことだから、公に批判されなければ来週から威張って介入を開始するやも知れぬ。だが来週以降介入を再開したら、勝負は決まりである。短期的に反転しても最後は泥沼が待っている。介入しなかったらどうなるか?もっとややっこしくなって反転にも注意しなければならなくなる。現在行われている為替政策は過去の失敗をそのまま踏襲しているだけだ。売り叩かれるまでお上が静観するようになったら私は最大の警戒をしたい。輸出産業のコストがどうのこうのと言ってるが、115円なら欲張らずにいくらでも売れただろうにとあきれる。今や下げ相場をなめていてオプションのヘッジをしてこなかったところが多いのでその方がよほどやばくなってきているし、10年先までオプションがらみで輸入ヘッジが進んでしまっていることから、需給関係はさらに悪化の道をたどるだろう。このまま財務省の思惑通りに行ったら危なく為替業界は活況な株式業界につぶされるところだった。輸出が生き残り、我々が餓死するところだったのである。(9月20日土曜日)

さきほどG7が終わり声明が発表された。案の定、こんな声明を発表する程度の会合だったのか?という按配である。だが、これを額面どおりに読んではならない。週明けから、続々とおしゃべりおじさんたちのコメントが出てくるし、本当にどんな話し合いだったのか裏側が次第に見えてくるものと思われる。日本が標的になったのかならなかったのか知るには月曜日の相場を見れば一発でわかると思われる。しょっぱなから介入してくるようならば、将来の日米政治問題化は避けられないだろうね。アメリカは逆らった奴に甘い顔したことがないのだ。また為替政策が弱体化している米財務省で決められているのでなく、ホワイトハウスで決められていることが判明するかもしれない。対米政策は本当の権力者に向かい合わないと失敗する。(日曜)

9月19日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1255 1.1384 1.1240 1.1370
ドル円 115円25銭 115円50銭 113円55銭 114円05銭
ユーロ円 129円70銭 130円34銭 128円92銭 129円65銭
ポンド 1.6365 スイス 1.3675 A$ 0.6725 NZ 0.5920
ポン円 186.65 スイス円 83.40 A$円 76.70 NZ円 67.50
S&P 1036 −3
ダウ工業 9644 −13
ナスダック 1906 −3
ロンドン 4257 −58
ドイツ 3578 −33
日経 10938 −95
トピックス 1070 −6
香港 10968 −101

G7前哨戦が佳境を迎えつつある。予測どおり介入はなかったようである。介入がなくても、現在はまだ人々の心理に焼きつきすぎているから介入をしているのと同じ心理要因になっている。だが我々は覚えておかなければならない。警戒感が薄れてきて、介入が怖くなくなり、そして介入もしなくなれば、相場は自然のリズムを取り返すことができる。介入がなくなってからの自然反発のほうが怖いから覚えておこう。自律反発は介入よりも威力はあるはずなのである。とは言え、まだ底値感が出てきていない。現在は相場が教育ママから離れて自分でヨチヨチ歩き出した状況であり、やっとテクニカル指標などが役に立つようになるだろう。よって当局には手出し無用と言いたい。介入を再開すればまた同じ展開になる。欧州通貨、まったくわからない。(9月19日金曜日)

先日、世田谷の住宅街の氷屋でカキ氷を売っていた。山盛りで100円である。これを銀座でアンコを増やしたくらいで1200円で売る店は犯罪である。先日批判したNYK証取の165億円ももらってしまうおっさんと同じである。いくら人それぞれお金の価値観が違うとは言え、いいかげんにせえ、と思わせるようなものはやはりイカンのだ。バチが当たるで。

9月18日(木) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1285 1.1345 1.1227 1.1255
ドル円 116円00銭 116円18銭 114円70銭 115円25銭
ユーロ円 130円90銭 131円10銭 129円30銭 129円70銭
ポンド 1.6175 スイス 1.3850 A$ 0.6660 NZ 0.5845
ポン円 186.40 スイス円 83.20 A$円 76.75 NZ円 67.35
S&P 1039 +14
ダウ工業 9659 +113
ナスダック 1909 +26
ロンドン 4314 +22
ドイツ 3612 +51
日経 11033 +43
トピックス 1075 +3
香港 11069 −71

皆介入の幻影におののいているようである。やらないと思っているが、ドルを買う以外に他にやることがないようなので何とも言えぬ。いまやドル円が落ちなければ介入しているのだろうと常に疑われている始末である。あまりに批判を無視するので私は馬耳東風部隊と呼んでいる。海外にどうしてそんなに介入しているのかと聞かれて、何とも答えようがなかった。トヨタと任天堂が好きなんだろう、と答えておいた。介入についての声明はG7で出るとか出ないとかいろいろ憶測が流れているが、そんなことは我々にはわかるはずがないのだから下手な予想はやめるべきである。昨日はドル全面安となったが、アメリカの材料でドルが売られる時にドル円だけ逆行したり、動かない時は不自然な動きと断定すべきである。またドルが買われる時も一緒に買われなければやはり不自然なのだ。市場に任すなどとよく平気で言うもので閻魔大王に聞いてみたい。欧州通貨の動きの方が激しいが、決して旬だとは思っていない。円がやはり主役である。G7後は材料出尽くしになるという見方があるが、まったく売り込まれない状況では折込済みとは言えない。先行しすぎればそうなるかもしれないが、猫の首に鈴をつける人がいない今、そういう状況ではないと思う。米経済いまいちだけど、まあ、どっちにしてもブッシュ氏再選はないかもね。その内スケープゴート探しになるかも。(9月18日木曜日)

また太ってきて重量級に出れそうなので、仕方なしにダイエットのために街を歩いた。歩きながらダイエットのためというのはどうもいまいち意欲が湧かず気力がなくなり一日坊主で終わった。これではいかんと毎週やるのだが、2度くらいで終わってしまう。女性はこういう時に歯をくいしばってもやるらしい。ダイエットはリバンドしてから恐怖症になってしまっている。社員の一人が、朝は水一杯、昼はおにぎり一個、夜は食べ放題でダイエット成功したと言うのでやってみようかと思う。とにかく胃袋を小さくしないとアカン。昨日も弁当箱開けたら、お稲荷さん8個にゆで卵が入っていたから、これじゃ太るはずだと納得した。ついでに魚肉ソーセージまで食ってしまった。

9月17日(水) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1175 1.1301 1.1138 1.1285
ドル円 116円20銭 116円55銭 115円85銭 116円00銭
ユーロ円 129円80銭 131円46銭 129円28銭 130円90銭
ポンド 1.6095 スイス 1.3795 A$ 0.6655 NZ 0.5840
ポン円 186.70 スイス円 84.10 A$円 77.20 NZ円 67.80
S&P 1025 −3
ダウ工業 9545 −22
ナスダック 1883 −4
ロンドン 4293 −6
ドイツ 3561 −4
日経 10990 +103
トピックス 1072 +10
香港 11140 +69

昨日の円の急騰劇は当然の帰結である。いまだに介入をするのか、いくらで、いつ、という話題が多い。私が納得したのは115円75銭からの押し上げ介入だけ。後は月曜早朝の介入あたりから気が狂ったのではないかと判断している。ユーロ円が134円から125円まで暴落して、132円まで暴騰して、129円に急落している姿は全て介入の咎めである。乱高下を防止すると語りながら市場の需給を狂わせ、乱高下を招いている。ユーロ円は132円台が余分だったと考えているので、129円台が底値になるなどとは思えない。市場ではやたらにIMMの円ロングが膨大だから戻ると言うことを語る向きが多いが私はそうは思っていない。IMMのポジションが世界的なポジションの偏りとも思っていないからだ。日本勢は相変わらず円ショートだらけだろう。それほど、円ロングのゆり戻しが起きるならば、117円70銭で止まるわけがない。また、実需の円買いを無視している。

日本の介入がなければユーロが落ちるのはある程度仕方がない。欧州が批判しているほうが的を得ているのだ。欧州はアメリカの経常赤字でドル安調整が起きるのは避けられないと考えている。だからそのドル安の影響を世界中で引き受けなければならないと考えている。それが日本のようにドルを買い支える連中がいるために、ドル安の影響をもろにかぶるのがユーロになってしまう。ユーロだけドル安の影響を引き受けるのはあかんのだと述べている。しかも経常収支の膨大な黒字を抱える国がさらにドル買い介入をやっていれば国際的なアンバランスが起きてくるのは必然である。何度も書くが日本側の論旨は誠に不明瞭。日本経済の回復が続かないと見る向きや株の外人買いが次第に終わると見る向きも多いが、物事には勢いがある。簡単にひっくり返るとも思えぬ。日本株は今売り越している生損保、銀行、信託年金が買いに回った時がピークをつける時である。なお、G7は天王山であるが、別に土日が天王山と言うことはなく、今週の残りは全て天王山の前哨戦である。材料出尽くしになるかどうかはどこまで売り込まれるかによるだろう。(9月17日水曜日)

9月16日(火) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1285 1.1319 1.1155 1.1175
ドル円 117円48銭 117円48銭 116円02銭 116円20銭
ユーロ円 132円55銭 132円62銭 129円55銭 129円80銭
ポンド 1.5875 スイス 1.3900 A$ 0.6630 NZ 0.5840
ポン円 185.45 スイス円 83.60 A$円 77.05 NZ円 67.90
S&P 1029 +14
ダウ工業 9567 +118
ナスダック 1887 +43
ロンドン 4299 +38
ドイツ 3564 +48
日経 10887 +174
トピックス 1062 +20
香港 11071 +78

昨日の市場は全通貨が往来ばかりしていて何をしたいのかさっぱりわからなかった。金曜と同じで円全面安展開となった。ドル円は8連騰となった。これはもういろいろ考えても仕方がないと思う。G7待ちだね。為替が議題になることは久しぶりのことで注目している。アジア代表の日本にどういう鉾先が向けられるか注目している。乱高下は良くないから安定を目指しているのだとか、日本の主張はほとんど論旨を欠いているのでどういう言い訳をするのか見ものである。アメリカが比較的静かなのが不気味だ。海外の論調は日本の回復は本物、このチャンスにどう投資をすべきなのかなどと一致している。おとなしくしていれば中国だけで済んだものをトラの尾を踏んだかも知れず、週末は天王山になりそうだ。たいした話題にならなければ日本政府の勝ち。どういう声明が出るのか予断を許さない。欧州は本当に迷惑がっているね。(9月16日火曜日)

なんだあ、柔道、フランスに負けてしまったね。井上がまた一本勝ちしたのが唯一の救いか。あれだけ一本勝ちをする柔道家を見たことがなく、かつての山下よりもしかして強いのではないかと思っている。だからその井上を倒した鈴木の足技はすごい。決勝戦の小外刈りなど芸術的だね。私は内掛けが得意だったから彼のタイミングを計る間合いのすごさがよくわかる。阪神?おめでとうさん、なんだか関東はしょげている感じだ。

9月15日(月) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1280 1.1310 1.1246 1.1285
ドル円 117円30銭 117円70銭 117円24銭 117円50銭
ユーロ円 132円35銭 132円86銭 131円97銭 132円55銭
ポンド 1.6010 スイス 1.3805 A$ 0.6655 NZ 0.5865
ポン円 188.10 スイス円 85.10 A$円 78.20 NZ円 68.95
S&P 1014 −4
ダウ工業 9448 −23
ナスダック 1845 −10
ロンドン 4260 +23
ドイツ 3516 +8
日経 10712 +166
トピックス 1042 +18
香港 10992 +109

スェーデンがユーロ不参加になったが、絶不調のドイツの状況も影響あったと思うね。イギリスとデンマークに与える影響は大きい。こうなってくるとユーロ圏に入りたがるのが旧東ばかりになってくるね。今の経済格差や賃金格差は独仏とポルトガル程度で済んでいたけどこれからそうもいかなくなるわけで、複雑になりそうだ。アメリカの州みたいのを目指すのだろうけど、大変そうだ。こうやってブロック経済化が進んでいくのだろうけど、欧州のコメントを読んでいて、円の沈没を感じたね。今や円はタイ、香港、中国、台湾、韓国などの通貨と一緒にアジア通貨にされてしまっているんだ。それが揃いも揃ってドルにリンクさせている。円もドルにリンクしていると見られていることがわかった。なんだか情けない状況に陥りつつあるが、現在のばかげた為替政策を見ると、やはり20年後は人民元に呑み込まれるか、アジア通貨の一つに成り下がるだろうね。(9月15日月曜日)

柔道は井上が全部一本勝ちということで見事さを見せてくれたが、昨日の鈴木を見ていて、これなら当面は日本柔道は完璧だと思って安心したよ。それにしても、軽量級で日本が弱くなってしまったのはどうしてなんだあ?

9月12日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1210 1.1325 1.1135 1.1290
ドル円 117円10銭 117円55銭 116円71銭 117円30銭
ユーロ円 131円30銭 132円88銭 130円35銭 132円45銭
ポンド 1.6030 スイス 1.3790 A$ 0.6630 NZ 0.5835
ポン円 188.00 スイス円 85.05 A$円 77.75 NZ円 68.40
S&P 1018 +2
ダウ工業 9471 +12
ナスダック 1855 +9
ロンドン 4237 −4
ドイツ 3508 −59
日経 10712 +166
トピックス 1042 +18
香港 10883 +73 休み

昼間の値幅がたったの20銭。閑古鳥もいいところ。それで動かないと思っていたので、他の通貨ばかり見ていて、ドル円が116円75銭辺りに突っ込んだのを気がつかなかった。見てなければ気がつかないはずである。あっという間に変な火消しが出てきて同じ値段に戻っていたのだから。相場がこんなだから、次第に市場は人気離散でスカスカなのだそうである。財務省が為替業者をつぶすのに刃物は要らぬというところか?

昨日の溝口氏のコメントや昨晩の黒田氏のコメントを読むとひたすら驚くばかりである。円相場はもはやG7とIMFを見極めないとコメントができなくなってきた。日本の自説がまかり通ることができるのか?カナダと欧州が伏兵になるのか?声明がどういった文章になるのか、これらを待たなければならない。それにしても欧米とアジアで極端に見方と分析が異なっており、今年の最重要分岐点となりそうである。来週はそれらの思惑が市場を支配するだろう。ただ、アメリカにとって米国債最大の買い手の日本をいじめるわけがないという見方には反対だ。円安になったら、いつ売るかわからない民間しか買わなくなる。絶対に売らない日本政府に買わせ続けるには円高圧力しかないだろう。

今週のアメリカの指標、スノウ氏のコメントと彼への批判、とんでもない予算と赤字、イラク、こういったもの全てを総合すると、ブッシュ大統領の再選確率はドンドン低くなってきているように感じられる。こういう状況に追い込まれていった時の大統領サイドの発言と行動が市場に与える影響は次第に強くなっていくだろう。(9月13日土曜日)

実質固定相場制を取っているようだが、次第に当局も目的がわからなくなってきているのではないか?アドバイスしている連中が良くないのかも知れぬ。首相再選までとか大統領訪日までこういうことをやるのではないかという憶測があるが、私はこういう状態が長引けば長引くほど、ブッシュ大統領の再選は厳しくなってくると思う。イラクがあの調子ではこれで経済界に逆らえばどうなるか大統領もわかっているはずである。日本はブッシュ氏の盟友気取りであるが、すっかり足を引っ張る存在になりつつあると考えている。あえて為替を政治問題化させようとしているとしか思えぬ。矛先が中国より日本に向かっても驚かない。日本国民の何人が118,116,114円とか言うドルの値段に関心があるのか疑問である。驚くべきはマスコミが全員及び腰であると言うことだ。これは何を意味するかと言うとマスコミ連中は事が大きくなったら騒ぎを大きくするという事である。日本は危険な為替ゲームを行っている。ユーロが上がったり下がったりしているがこんなものだろう。だがユーロ円の132円など想定外、冗談かと思った。125円の時も冗談かと思ったけど。(9月12日金曜日)

なんだか今頃夏が到来していて海の家をもう一度オープンしたほうがいいような状況だ。何だか何か食い足りないなあ、何だっけ?と考えていたが、思い出したよ、冷し中華だよ。大好物なんだけど、ソーメン、冷麦専門になってしまっていた。順番で食べるのだが、冷し中華の順番が来ると寒くなったりしてほとんど食べてない。9月の30度は毎回冷し中華を食いながら去りそうな夏をなつかしもう。

9月11日(木) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1210 1.1273 1.1154 1.1210
ドル円 117円10銭 117円26銭 116円45銭 117円10銭
ユーロ円 131円25銭 132円08銭 130円20銭 131円30銭
ポンド 1.5955 スイス 1.3835 A$ 0.6605 NZ 0.5835
ポン円 186.85 スイス円 84.65 A$円 77.35 NZ円 68.35
S&P 1016 +6
ダウ工業 9459 +39
ナスダック 1846 +23
ロンドン 4242 −10
ドイツ 3566 +30
日経 10546 −310
トピックス 1023 −21
香港 10883 +73

昨日発表の日本のGDPと経常収支はすごいね。あれを見て円を買う奴が投機筋なんて言うのだからよくわからんなあ。高級官僚のやる毎日の仕事がドルを買うことなんて何だか情けない仕事。昨晩ドイセンベルグ氏のコメントを読んでいて、金融当局者の格の差みたいのを感じたね。特にコメントないなあ。介入については首相が115円守れと命令してそれに従ってるだけなのかもね。なんだか太平洋戦争末期のラバウルの日本軍を思い出す。ラバウルの防衛に必死になっているのに、米軍は点を無視して通過。それでもってラバウルの日本軍はサイパン、グアムなどをとられて本丸をねらわれているのを知らなかった。(9月11日木曜日)

皆最近はワインをよく飲むようだね。私はフランスの高級ワインを飲んでおいしいとは思うが、その値段に見合ったものなのかまではわからんのだよ。それでよく十勝ワインを飲むんだけど、日本のワインでは一番うまいと思うね。勝沼はあかんな。なんであれもこれもあんなに甘いんだ?辛口を試飲しても甘かった。ブドウ酒の言葉通りだけどね。どうも日本のワインは料理の時につかうことから始まったらしいのでブドウの栽培の仕方自体が全然違うらしいね。それにしても私の好きなトカップが1000円なのに新宿の北海道レストランで3000円だったのでさすがにあきれて注文しなかったね。

9月10日(水) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1225 1.1237 1.1163 1.1210
ドル円 116円85銭 117円26銭 116円66銭 117円10銭
ユーロ円 131円15銭 131円40銭 130円27銭 131円25銭
ポンド 1.5925 スイス 1.3835 A$ 0.6570 NZ 0.5815
ポン円 186.45 スイス円 84.65 A$円 76.95 NZ円 68.10
S&P 1010 −12
ダウ工業 9420 −87
ナスダック 1823 −50
ロンドン 4252 −11
ドイツ 3536 −57
日経 10856 −66
トピックス 1044 −2
香港 10810 −236

昨晩の介入は露骨だったね。ドル全面安の中、野中の一本杉のドル円を見ていて、何とも人民円でも見ているような錯覚に陥った。もうファンダメンタルズも論理の一貫性もない為替政策だが、欧米との対決姿勢を強めているように見える。アメリカは理解してくれるだろうとのコメントを読んだ時、財務省の人たちとはちょっと感覚的についていけないと思った。IMFの警告も無視だものね、円もドルにリンクしたら?そんなこんなでまたあちこちの通貨に歪をもたらし始めてきたようだ。ユーロ円は急騰して131円台に跳ね上がったが見通しは変わらない。(9月10日水曜日)

冷夏と言うのは恐ろしいものだ。温度が1度上がると、日本全国で230万本もビールの消費が増えるのだそうだ。裾野産業も大きいから、経済へのダメージはやはり強い。

9月9日(火) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1070 1.1241 1.1056 1.1225
ドル円 116円85銭 116円95銭 116円10銭 116円85銭
ユーロ円 129円30銭 131円39銭 128円95銭 131円15銭
ポンド 1.5905 スイス 1.3785 A$ 0.6595 NZ 0.5845
ポン円 185.85 スイス円 84.80 A$円 77.10 NZ円 68.30
S&P 1023 −8
ダウ工業 9507 −79
ナスダック 1873 −15
ロンドン 4263 −28
ドイツ 3594 −47
日経 10922 +238
トピックス 1045 +18
香港 11046 −118

ふーむ、やっぱり介入していたのだそうで、私も手数料くれるなら5時から手伝ってあげてもいいよ。最近の介入に対する感触がプロの連中と一般の人たちと大きく違ってきたように感じる。一般の人たちはうんざり、介入怖い、嬉しい、とかそういった感覚なのだが、プロは次第に腰がすわってきていて、介入で上げてきた時どのくらい売るべきなのかを考え込むようになってきた。ストップを置くと言う感覚はもうないようである。プロで介入と一緒にロングしようとする向きは少なくとも私のまわりには一人もいない。それにしても月曜日の朝の6時半にやると言うことは国家非常事態宣言並みだと思うのだ。何しろ28年間そんなもの見た記憶がない。これは裏返してみれば、相当にあせってきているのかなとも感じる。脅迫したつもりかも知れないが、墓穴を掘ってしまった可能性もあるのだ。考え方はいろいろあるだろうが115円を割ったからと言って日本経済が崩れるとも思えぬ。逆に構造改革が進むのではないか。財務省の人たちもドルを防衛することが正義などと考える必要もない。他にいくらでもやることがあるはずである。やはり、20年後、円は元に飲み込まれると思う。それはそれとして昨日も書いたが130円台のユーロを買いたがるのはやはり解せない。(9月9日火曜日)

商品相場にあまりにのめりこむ人たちが多いのでひとつ書いておこう。原油だろうと、大豆であろうと小豆であろうと、とうもろこしであろうと、金であろうと何を手がけてもいいんだ。私は全部上がると思っているけど、上げ下げとは別に、最大重要な点はレバレッジである。資金の5倍10倍張ればいいのだ。50倍100倍200倍張って一攫千金を求めるからいけないのだ。そもそも50倍以上張らせるような業者がまともだとは思っていない。5倍10倍では命を取られるほどの損失は出ないはずだ。そしてできるだけ長期に張ることだ。短期回転売買はそれなりのセンスが必須だと思う。

9月8日(月) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.1105 1.1130 1.1047 1.1070
ドル円 116円80銭 117円72銭 116円38銭 116円85銭
ユーロ円 129円70銭 130円59銭 129円07銭 129円30銭
ポンド 1.5830 スイス 1.3910 A$ 0.6485 NZ 0.5770
ポン円 184.95 スイス円 84.00 A$円 75.80 NZ円 67.40
S&P 1031 +10
ダウ工業 9586 +83
ナスダック 1888 +30
ロンドン 4292 +35
ドイツ 3641 +34
日経 10683 +33
トピックス 1027 +1
香港 11165 −5

私は半信半疑なのだが友人たちは邦銀ばかり買っていたから介入だと言っている。どうして半信半疑なのかというと、月曜の6時半から介入したのを28年間見たことがないからだ。後は、何をそんなに必死にドルを買おうとするのか、なぜそこまで欧米に喧嘩を売るのか理解ができないからだ。自動車業界の献金?証拠金業界は大喜びらしい。何しろ95%がドル円ロングなんだそうだ。もし介入だとして、日本にこうやってこけにされるようではブッシュ大統領の再選もやばいかもね。ややっこしいことばかりやっているものだから、今は堅調な日本株もまずそうだね。ユーロ円を130円台で買っているのは理解ができない。131円台に行っても同じ事言うけど。ここ最近の特徴は月曜から水曜と木金で動きが全く異なるという点。当面はドル円とクロス円の売られ過ぎの反動高が続くかもしれないけど。(9月8日月曜日)

最近回転寿司にまた行かなくなってしまった。アナゴはウミヘビでナマズをタイにしているんだって?ナマズはアメリカ時代によく食べていたから別に違和感はないけど、タイにすることもないだろうよ。アナゴに使われるウミヘビは爬虫類のウミヘビとは違うらしいからいいけどあまり食べたくないなあ。アワビもアワビとは似て非なるものが使われているんだそうだ。魚の4割がすでに輸入物で魚の名前は勝手につけられるらしい。素人ではほとんど判読不能だそうで、罰則も法もないとのことだ。最近行った時はカリフォルニア何とかとか稲荷寿司ばかり食べていた。何食べているのかわからないのが嫌だったからだ。中国産の野菜が危ないとか言っても、居酒屋で出しているものなんかわからないし、米も家で食べる時は気にするくせに、皆レストランで食べてるお米なんか気にしていないものね。何だか食の世界は恐ろしいことになっているようだ。

ちょっと政府日銀は調子に乗りすぎたようだ。115円台からの押し上げは納得した。だが、その後のかくれんぼ介入はいかん。円の命は今月一杯が限度?異常な値動きである。売り方は今回は手を引っ込める気はないようである。もはや、いくらでいつどのくらい売るのかが焦点になりつつある。ユーロ円も同様である。125円05銭も冗談かと思ってカリカリしたが、130円も冗談である。いずれ咎めを大きく受けることになるだろう。141円から125円への暴落は全て操作の咎めなのである。ドル円に同様の事態がいつ訪れても驚かない。何ゆえに115円にこだわるのかさっぱりわからぬ。自ら勝手に大節を作ってしまったようである。怖いのは一般の連中が115円が死守防衛されるものだと錯覚してしまっていることだ。単独介入が永遠に成功するならば、為替の歴史始まって以来のイベントとなるだろう。

もはや政府日銀の為替政策は目的が曖昧になりつつあり、城壁を囲まれる状況に入っている。まさに墓穴を掘りつつある。もはや欧米に喧嘩を売っているようにしか見えず、今の施政者たちがいかにアメリカをなめているのかわかる。ブッシュ大統領の再選は薄氷を踏む感じであり、ホワイトハウスの日本に対する対応が豹変する恐れが出てきている。首相も大統領が強いドルと言った事を言質にとったらあかん。彼らは今それで国内で攻められ始めてきているのだ。もはや論理的根拠も無く、欧米の理解は全く得られないだろう。今後の国際会合で吊るし上げを食うことになろう。売り方はそれに備えて刀をとぎすましているようである。いくら引け値操作をしていても米銀の報告はちゃんとアメリカ政府に伝わるだろう。先日も書いたように今後は突如として急落するような局面が増えるものと予測している。

しばらく介入が持つと仮定して、今度はこれだけ日本株を支えてきた外人たちが円安誘導を嫌がり、利食いに走る公算も出てくるかも知れぬ。悪いことに日本株は伸びきっており、外人が利食いに走ると大変にまずい動きになるやも知れぬ。来週の日本株が気がかりだ。まさに日本の為替政策は剣が峰にたたされることになるだろう。為替をおもちゃにしたツケが来ないことを祈る。と言うわけで来週はドル円が多少なりとも戻すか、日本株が落ちるかどっちかだろう。(9月6日土曜日)

9月5日(金) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0945 1.1113 1.0917 1.1105
ドル円 116円75銭 117円15銭 116円42銭 116円80銭
ユーロ円 127円80銭 129円85銭 127円55銭 129円70銭
ポンド 1.5885 スイス 1.3825 A$ 0.6480 NZ 0.5760
ポン円 185.55 スイス円 84.45 A$円 75.70 NZ円 67.25
S&P 1021 −6
ダウ工業 9503 −84
ナスダック 1858 −10
ロンドン 4257 +8
ドイツ 3607 −61
日経 10650 +4
トピックス 1026 −4
香港 11170 +32

RSIとかストキャスとか、テクニカル指標は売られすぎ信号を何度も出していたから、介入は枯れ草に火をつけたようなものだったね。私の117円10銭の売りのところで止まるとは思いもしなかったけど。まあ、かくれんぼみたいな介入より昨日みたいのがわかりやすいからいいよ。財務省もコメント出さない方がいい。短期的に急激な動きで投機的だったから、なんて言ったって急騰相場ではそんなこと言わないわけだから鎧の下の衣だよ。為替はホワイトハウスが黒幕だから、将来政治問題化するかもね。クリントン政権の頃、そういった日米のウヤムヤ的な関係の間隙を縫ってソロス氏が107円から101円まで叩き売ったことがあったのを覚えてる。私はあの時火達磨になったので忘れていない。当時は貿易戦争だったからね。アメリカは日本に米国債を買ってもらいたいからあまり円高圧力をかけないだろうというコメントを読んだことがあるけど、そうは思わない。円高にすれば日本は買うのだからずっと圧力をかけると思うよ。円安に転じたら日本は米国債買わないかもしれないのだからね。要するに日本の金融当局はいつもアメリカの手のひらで遊ばれるのだよ。昔から構図は同じだ。日本は金融では欧米に太刀打ちできない。(9月5日金曜日)

先日テレビで年金を20万受け取っていた人がある日から突然13万に減額されてしまうのをやっていた。今のそういう年代がそういう思いをさせられているのを見て若い連中が年金払うかね?年金の赤字で5.5%の確定金利って何だ?昔決めたものらしいが、なんでそんなもの確定ができるんだろ?運用していれば儲かる時も損する時もあるわけだから、なんだか釈然としない。どういう運用をやっているのかもいつも不透明だし。そういう年金の上層部は天下りかもしれないし、退職金もとんでもないかも知れないし、何しろ内部が不透明すぎる。あの国家財政の赤字でも平気で国債を大量発行してしまうのは別に驚かないけど、いまだに烏合の衆の国会議員の人数を減らそうとしないのは驚く。今の半分でいいよ、あの膨大な数の議員たちに食べさせるのにいくら金使っているのか一度ラジオで聞いたがびっくりしたことがある。一人あたま年間5千万から1億だったような記憶がある。国が議員の数を減らしたら、我々も真剣に考えようではないか。

お客さんにユーロ円一緒に買いましょ、なんて誘うとお客さんは、儲かるから一緒にやろうというようには感じないで、一緒に苦楽を共にしようよ、というように感じてしまうらしい。

9月4日(木) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0845 1.0950 1.0809 1.0945
ドル円 115円90銭 117円09銭 115円75銭 116円75銭
ユーロ円 125円70銭 127円81銭 125円32銭 127円78銭
ポンド 1.5825 スイス 1.4045 A$ 0.6425 NZ 0.5710
ポン円 185.75 スイス円 83.15 A$円 75.00 NZ円 66.70
S&P 1027 +2
ダウ工業 9587 +19
ナスダック 1868 +16
ロンドン 4248 −13
ドイツ 3668 +21
日経 10646 −69
トピックス 1030 −3
香港 11138 +36

ね!ユーロを真面目にやったらいかんのだよ。昨日は9割方が下がると言ってたね。ユーロはしばらくは迷走状態だよ。ドル円の介入が他の通貨にいろいろな歪みをもたらしているんだ。まったくこの介入には恐れ入るよ。その内ドル円を売る奴は消費税倍だぞなんて法令発布するかもね。介入は例え今回も成功したとしても最後の結果は同じだよ。むしろ悪くなるかもね。気がついている人もいると思うが、時々月に2-3度ドーーーーンと落ちることがあるよね。あの類が今後増えてくると思う。ま、誰がやっているのか知らんが引け値操作でチャートを作るのはやめよう。為替の主導権はホワイトハウスであることが明確になったね。スノウ氏がニコニコと談笑しているので怒ったんじゃないか?株式はモタツキが目立つ。押し目を作ってくれた方がいいんだけどね。国債は乱高下の後戻したけど結果は同じだよ。木の上で待っている連中が烏の大群のようにいるように思えるね。ドル円の上値と同じだ。(9月4日木曜日)

笑ってしまう夕刊フジのニュース解説があったから記載してしまおう。こういうネタを嫌いな人もいるから遠慮して小文字にしておこう。間抜け−。カップルのふとんにもぐり込んでわいせつ行為を働いた「夜ばい男」が2日、強制わいせつの現行犯で北海道警旭川東署に逮捕された。逮捕されたのは、旭川市豊岡の無職、高橋邦和容疑者(34)。調べだと、高橋容疑者は2日午前2時45分ごろ、以前から目をつけていた旭川市内のアパート2階の女性(23)方にベランダから侵入し、「夜ばい」に及ぼうとした。ところが、カギの掛かっていなかった窓から室内に入ったところ、女性の隣には交際相手の彼氏(22)がラブラブ状態で添い寝していた。普通ならここで静々と退散するところだが…。高橋容疑者は彼氏がすっかり寝こんでいるのをいいことに、「川の字」で女性を挟む形で布団に忍び込み、あろうことか就寝中の女性の体をもてあそび始めた。行為を徐々にエスカレートさせていた高橋容疑者だが、女性の体をまさぐるうちに、ついに彼氏の手をギュッ。いきなり手を握られた男性が、「ん? 何かヘン。ゴツゴツしている」と、手の感触が違うことにビックリして飛び起き、高橋容疑者を取り押さえた。ぶっとんだ犯行内容に、捜査関係者は「あまりにも大胆すぎる…。被害者と彼氏の驚きは察するに余りある」と、同情を寄せていた。

9月3日(水) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0810 1.0873 1.0767 1.0845
ドル円 116円55銭 116円58銭 115円86銭 115円90銭
ユーロ円 126円00銭 126円17銭 125円05銭 125円70銭
ポンド 1.5705 スイス 1.4150 A$ 0.6405 NZ 0.5695
ポン円 182.00 スイス円 81.90 A$円 74.25 NZ円 66.00
S&P 1026 +4
ダウ工業 9568 +45
ナスダック 1852 +11
ロンドン 4262 +58
ドイツ 3647 +80
日経 10715 +26
トピックス 1033 +4
香港 11102 +162

何度もこの欄で国債バブルの崩壊を書いてきたが、とうとう本格的になってきたね。何でも介入したがる財務省日銀は、ドル買い支えどころではなくなるのではないか?それにしても日本の評価は海外で上がるばかりだ。日本が良くなるはずがないとコメントするのは日本人。良くなるはずがないのに市場がドンドン先行しているから驚きなんだよ。円は年内にねらわれるね。昨晩もしきりに介入をやっていたようだが、介入で皆の目がすっかり曇ってしまっている。市場でドル円がショートのようには全く見受けられない。105円や110円で介入すれば海外もあまり批判しないと思う。当局が120円でもまだ円高だと述べた時に調子に乗りすぎだと批判したが今の実勢は105円というところか。ホワイトハウスがわざわざあんなコメントを出したとなると、為替を牛耳っているのは米財務省ではないかもしれない。相変わらすの引け値操作のチャート作り。だから、ニコニコと財務長官と握手していても無意味だったかも知れぬ。ユーロは円とポンドになぶり殺しにあったが当面は真面目にやらないほうがいいよ。ストップと利食いを出して放置。(9月3日水曜日)

9月2日(火) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0965 1.0969 1.0806 1.0809
ドル円 116円55銭 117円25銭 115円83銭 116円55銭
ユーロ円 127円80銭 127円90銭 125円52銭 126円00銭
ポンド 1.5675 スイス 1.4190 A$ 0.6365 NZ 0.5655
ポン円 182.75 スイス円 82.15 A$円 74.20 NZ円 65.95
S&P 1022 +14
ダウ工業 9523 +107
ナスダック 1841 +31
ロンドン 4204 +2
ドイツ 3567 −4
日経 10690 +20
トピックス 1028 +2
香港 10939 +36

アメリカ経済好調な話ばかり報道されているけど、雇用状況は聞いている限りそれほど改善されていないような気がする。日本株もすごいねえ。ちょっとは落ちてくれたほうがいいんだけど、まあ年金、信託、銀行、生損保などの売り越し連中が買いにまわったら警戒するように会員には伝えてある。財務省があれほど為替の安定化なることに執拗なのは、証券界から何か頼まれているのだろうかと怪訝になる。一般投資家に為替なんかやめて株にしな、って言ってるような錯覚に陥る。こまるんだよ、こっちは。株ばかり銀座で為替がエトロフ島ではさ。ドル円は売られ過ぎのまま、全然戻る気配がない。レポートの類を読むといくらまで戻るというコメントばかり。下値はまったくノーガードだ。財務省筋のドル円のコメントは最近読むと馬鹿馬鹿しくなるのでほとんど無視。最近の私の反応は、ハイハイ、1兆ドルでも保有して米国債買ってあげてアメリカとトヨタを助けてあげてね、って感じ。お人よしもいいとこ。日本の株が上がって、吊られて円も上がって、という状況に何でそんなに不満なのかよくわからんよ。国債もそうだ。金利が上がったと騒いでいるけど、たいしたことないだろ?問題は大量保有しているところが大損するだけの話。以前も書いたが、国債バブルは完全にはじけている。今でも国債に固執しているのは大変に危険だ。(9月2日火曜日)

自動車を買い替えようと思っているのだがなかなか選別がむづかしい。本当はミニか、フォルクスワーゲンの黄色のビートルが格好いいから欲しいのだが、仕事柄、そういう車はアカン、高級車にしないと信用されないなどと社員が言うし、こまったもんだ。ベンツもBMWもプレジデントもどれも乗ってしまったから別に今更乗りたいわけでもない。ミニは本当に乗りたいのだが、私のでかい図体では乗ると上野動物園の熊みたいだと言われているので、デパートの屋上の小型自動車を思い出してしまってどうしても買えない。それはそれとして、リース契約はいいね。月10万くらいで5年間。私が5年で11万キロ走るのを知っている日産は9万キロ限定にしてきた。

9月1日(月) 始値 高値 安値 引け
ユーロ 1.0980 1.1017 1.0952 1.0965
ドル円 116円80銭 116円80銭 116円36銭 116円55銭
ユーロ円 128円35銭 128円53銭 127円55銭 127円80銭
ポンド 1.5710 スイス 1.4000 A$ 0.6455 NZ 0.5775
ポン円 183.10 スイス円 83.25 A$円 75.25 NZ円 67.30
S&P 1008 +6
ダウ工業 9415 +42
ナスダック 1810 +28
ロンドン 4204 +43
ドイツ 3571 +87
日経 10670 +327
トピックス 1026 +24
香港 10903 +142

朝から円高先行になっている。スノウ長官が日本にいるのに介入なんかやれるはずがないと読んで動きが活発化しているのだろう。結局金曜日の引けに買い上げて高く終わらそうとするような操作は無駄だったわけでバカらしいやり方だと思う。8月の介入実績の27日までは何もせず、金曜の発表に含まれない28日以降介入を活発化させるし、なんでそんなにややっこしいことばかりに時間を使っているのだろうかと思う。116円15銭を底値に今後は上昇軌道に乗るだろうと見る向き、つまり押し目買いとする向きと、大勢は決した、戻り売り一貫という下落軌道を描く向きの二極化になっているようだ。私は見方としてドル弱体化に変更はない。突っ込んでも売りと判定するか、ひたすら戻ったら売りに徹すべきかに悩んでいるくらいだ。過去の下攻めの失敗のケースは、ほとんど売られ過ぎの状態になっているのに突っ込んでいってケンタッキーフライにされている。今回も同様なのでそれが気になる。投機筋の円買いが膨らんでいるのかどうかで判断したいと思う。(9月1日月曜日)

ニューヨーク証券取引所の会長が2005年の満期を2007年まで延ばすという報道があった。今は2003年だ。契約更改で過去に繰り延べていた退職金などの報酬を受け取ったとある。金額は、165億円。大学出てからすぐに取引所に入っている。95年から会長だ。昨年の報酬は20億円。この取引所の昨年の純利益は35億円となっている。新聞に出ているからそうなんだろう。彼は57歳と若い。ちょっと考えてみたんだけど、個人がどうやって165億円も使うんだい?ピンと来ないから宝くじで考えると1億円当たった人165人に全員1億円を持参してもらってそれを多摩川に流すか、どっかの学校の校庭の野球場のピッチャーのところに積んでいってもらう。こうするとどのくらいかわかるかもしれない。1億円自体はそれほど大量ではない。165億円自体は別に驚く金額でもない。驚くのは個人がもらってしまうからである。中にはもっと凄い話もあるだろう。たまたま読んだので、うーーーーむ、一体こんなお金使い切れるのだろうかいなあとうなってしまった。ほとんど寄付金に持っていかれるかもね。世の中にはとんでもない話も多い。